3連休中日の20日、関東地方は高気圧に覆われて晴天が広がり、絶好の行楽日和。気象庁によると、東京都心の最高気温は平年を2.7度上回る32.1度となり、9日続けて最高気温が30度以上の真夏日に。愛媛県大洲市で38.2度の「猛暑日」を記録したほか、千葉市や横浜市など各地で真夏日の暑い1日となったが、各地の行楽地では事故も相次いだ。
神奈川県藤沢市の片瀬海岸東浜海水浴場では20日朝から、家族連れや若者ら約5万人が詰めかけた。波打ち際は夏休みに突入したばかりの子どもたちが浮輪を手に走り回って大にぎわい。カラフルなビーチパラソルが並ぶ砂浜では、強い日差しの下、日光浴やビーチバレーを楽しむ若者たちの姿が見られた。
孫2人と訪れた千葉県習志野市の自営業、瀬尾熊吉さん(66)は「今年初めての海。孫がプールでしか遊んでいなかったので、夏休みになったら1番に連れて来ようと楽しみにしていた」と笑顔。手を引かれて遊んでいた孫の光代ちゃん(4)も「いいお天気で楽しい」と歓声を上げた。(20日 20:44)