メタボ腹を解消しようと、食事制限や
運動をして頑張っているのに
なかなか思うような効果が出ない、
なんてことないですか?
それ、もしかしたら
デブ菌のせいかもしれません...
デブ菌ってなんだよそれー!
って思いますよね。
もちろんこのデブ菌とは通称で、
正式名はファーミキューテスといいます。
デブ菌の反対の菌は、
そのまんま、ヤセ菌なんですね(すごい名前ですよね...笑
こちらはバクテロイデーテスが正式名です。
まぁ、明らかに
デブ菌、ヤセ菌の方が
覚えやすいですね〜。
デブ菌ヤセ菌の関係。デブ菌が増える原因ってなに?
デブ菌ヤセ菌、
どちらも腸内細菌の一種です。
ヤセ菌は、脂肪の吸収を抑えたり
燃やしたりする腸内細菌で、
デブ菌は、栄養を吸収する役目をもった
腸内細菌です。
このデブ菌が増えすぎると、
身体に必要のないものまで
吸収して溜め込んでしまうんです。
つまり、ヤセ菌が多い腸内環境の人は
太りにくく、
デブ菌が多い腸内環境の人は
太りやすいんです。
このデブ菌とヤセ菌の比率は
4:6が理想とされています。
デブ菌もボクたちの体に存在しないと、
必要な栄養やエネルギーを吸収できないので、
あまり悪者扱いしたらかわいそうですね(笑
しかし、なぜデブ菌の方が
増えてしまうんでしょうか?
気になりますよね〜。
デブ菌は腸内細菌でしたね。
なので、腸内環境を悪くする食生活の習慣で、
デブ菌が増えすぎると考えられています。
塩分の摂りすぎ、不規則な食事時間、
甘いものの食べすぎ、食物繊維不足など…
心当たりありますよね〜。
当然、ボクもです(汗
太りにくい体質になるためには、
腸内環境を改善して
デブ菌とヤセ菌のバランスを
良くすればいいんですよ~!
ボクたちが普段から体に取り込んでる、
アルコールやカフェイン、人工甘味料は
腸内の細菌たちに悪影響を及ぼします。
腸活をして、腸内環境の改善を目指しましょう!
では、腸内環境を悪くして、
デブ菌を増やしてしまう食品を見ていきましょう。
《白い砂糖、人工甘味料》
甘みは天然の糖分である、てん菜糖や
ハチミツなどから摂りたいですね。
《小麦粉》
小麦粉に含まれるグルテンが
腸内細菌によって分解される際に
毒素がつくられて、腸内環境を悪くします。
ラーメンやパンなどはほどほどにしましょう。
《体に悪い油》
自然の食物からできた
良質な油を摂るようにしましょう。
外食での揚げ物や惣菜などは
どんな油を使っているかわかりませんよ。
トランス脂肪酸が含まれるマーガリンや
ショートニングが使われている食品も
避けたいところです。
デブ菌を増やす食品は、ボクたちの周りに
ゴロゴロ転がっていますね…
なるべく意識して、
摂取しないようにしましょうね。
ヤセ菌を増やして、いらない脂肪にサヨナラしよう!
ヤセ菌を増やして腸内環境を良くする食品も、
ちゃ〜んとあります!
日頃から積極的にを食べて、
ヤセ菌を増やしましょう!
そのヤセ菌を増やす食品とは、
もち麦です!
もち麦とは大麦の一種で、
もちもちプチプチな食感が特徴です。
ニオイも癖もないので、
白米に混ぜて炊けば美味しいですよ。
もち麦には、β(ベータ)グルカンという
水溶性食物繊維がとても豊富に
含まれています。
その量なんと!白米の25倍!
βグルカンは、食後血糖値の上昇を抑えるので
ダイエットにも効果的で、
デブ菌の好物である脂や糖を包み込んで、
体外に排出してくれるのです。
デブ菌の数が自然と減り、
ヤセ菌が活躍しやすい
腸内環境にしてくれるんですよ!
スーパーやネットなどで購入できる、
もち麦の使い方はとても簡単。
白米ともち麦を1:1の割合にして炊くだけ!
もち麦は水を吸いやすいので、
2合炊く場合は水を2.5合の目盛りに合わせて
炊飯器で炊いてくださいね。
ヤセ菌が喜ぶ食品をおまけでもう1つ!
それは、オメガ3系脂肪酸である、
DHA、EPAが豊富に含まれている
サバの缶詰です!
サバの缶詰は、そのまま食べても美味しく
料理する手間もないので、
男性にはすっごくおススメですよ〜!
もち麦ご飯とサバ缶で、
ヤセ菌をどんどん増やしましょう!
いかがでしたか?
適度な運動とカロリー制限を心がけているのに
なかなか痩せないあなたは、
デブ菌が多くなってしまっているのかもしれませんね。
腸は『第2の脳』といわれるほど重要な器官です。
免疫力などにも作用するので、
デブ菌が増えれば太るだけでなく、
様々な不調や病気の原因にもなってしまいます。
このとっても簡単なもち麦ご飯とサバ缶で、
腸内環境を整えてあげましょうね!