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藤井四段が歴代1位タイの28連勝、30年ぶり快挙

デビュー戦以来の公式戦連勝記録を「28」とし、対局を振り返る藤井聡太四段=大阪市福島区の関西将棋会館で2017年6月21日午後5時12分、久保玲撮影

 将棋の史上最年少棋士、藤井聡太四段(14)は21日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第67期王将戦(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)1次予選で澤田真吾六段(25)に99手で勝ち、神谷広志八段(56)が1987年に達成した歴代1位の連勝記録、28連勝に並んだ。デビュー戦から無敗での達成は初めて。単独トップの29連勝がかかる次戦は26日、竜王戦決勝トーナメントで増田康宏四段(19)と対局する。

 澤田六段とは今月2日の棋王戦予選で対戦し、千日手指し直しの末、20連勝を飾った。この日の王将戦予選も、棋王戦予選の2局と同じ角換わりの戦型となり両者の意地がぶつかり合った。中盤から読み比べのねじりあいが続き、藤井四段が難敵を降した。

 藤井四段は中学2年だった昨年10月、史上最年少の14歳2カ月でプロ入り。12月24日、当時現役最年長棋士の加藤一二三九段(77)とのデビュー戦に勝利した。4月4日の王将戦予選で小林裕士七段(40)を破り、デビュー戦からでは新記録となる11連勝を達成。今月17日の朝日杯予選で学生名人の藤岡隼太アマ(19)を破って27連勝まで記録を伸ばしていた。【新土居仁昌】

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