あれもやりたい、これもやりたいっていう時ってありますよね。でも、そういったときはたいてい、結局どれも中途半端に手をつけて、全部が半分ほどしかできずに投げ出してしまう結果になってしまいます。
それって生産性がすごく悪くて時間も勿体無いですよね?そのような状態を作らずに本当に大事なことだけに集中して取り組む方法が「エッセンシャル思考」です。
どんな思考法?
この本で、人の考え方を「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」の2つに分けて解説しています。「非エッセンシャル思考」の特徴として、次のように述べています。
非エッセンシャル思考
- 何もかもやろうとする
- 全部こなす方法を考える
- 周りに振り回されて、疲れ切っている
みなさんはほとんどこちらの思考じゃないでしょうか?ぼくも今日やりたいことを挙げてみると、
- サッカーの練習メニューを考えて実行する
- 昼から子供の試合があるから送り迎え
- 試合がない次男と三男の相手
- 読書
- ブログを書く
- ゲームをしたい etc…
挙げればキリがないし、1日で全部のことを実行しようと思うと、最初に書いたように全てが中途半端に終わってしまいます。そして残るのは疲ればかり・・・
じゃあ、エッセンシャル思考はどのように考えるかというと、
エッセンシャル思考
- やることはより少なく、しかしより良く
- やることを計画的に減らす
- 充実感を得る
このように考えます。
エッセンシャル思考の概念図
エッセンシャル思考の基本
じゃあ、どうやって身につけるかっていうと、
- 選択する
- 世の中の大半はノイズであり、何が重要かを見極める
- 全てを手に入れることはできない、何かを選ぶなら何かを捨てる
この3つの基礎となる考え方を理解し、身につけることになります。そのための方法がこの本には書いてあります。例えば先ほど書いたぼくが今日やりたいことをエッセンシャル思考に当てはめて選択すると、
まず何が重要かですが、今日はサッカーの練習があり、練習メニューは子供達のスキルを考えると新メニューを考えるにはちょっと早いから、メニューを考えるのはボツ。
さらに練習試合の送迎は、送りは他のコーチにお願いできたので、次男と三男の面倒に専念できる。読書とゲームは他の隙間時間でできるので後回し。
そうすると、試合のあった長男の迎えと、ブログの執筆と子供達の面倒この3つに絞れました。長男の迎えはともかく、残りのブログと子供たちの面倒が今日の重要なことと考えることができます。
そうやって考えると、自分のやることがすごくわかりやすくしっかりと打ち込むことができます。仕事にも応用できそうです。やりたいことだらけで疲れ切っている方にオススメです。
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