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なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と1歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

「離乳食」をポジティブに。

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こんにちは。

 

夫は「この言葉はしっくりこない」「好きじゃない」という不満をあちらこちらにもっています。

 

先日、夫は「休日」という言葉がしっくりこないらしい、とブログに書きました。

 

www.rikaboo.com

 

今日は「離乳食」について、あれこれ書きます。

 

「離乳食」という言葉がしっくりこないと言う夫

 

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「離乳食」

私には二人の息子がいるので、使いなれている言葉です。

違和感もなにもありません。

ところが夫は、この「離乳食」という言葉がネガティブに聞こえるのだそうです。

乳から離れるための食事。

ううん。

ネガティブというよりは、必要にせまられた感があるかも。

人によっては、少し寂しさを感じるのかな。おっぱいやミルクを飲んでいるときの、赤ちゃんの可愛さといったらありませんから。

あぁ。この子は乳から離れていくのね(涙)みたいな。

 

もっとポジティブな「食の多様化への挑戦」とか「ステップご飯」とか…、なんかいい単語ないかなぁと頭を悩ませる夫。

「赤ちゃんのごはんでいいじゃない?」

という私に

「ダメだ!それじゃつまらない。」

と即答の夫。楽しいとかつまらないの問題、なのでしょうか?

 

海外では「離乳食」を何というのだろう?

英語では「離乳食」をbaby foodと言いますよね。

(英語が得意ではないので、他の言い方もあるのかちょっと不安。ごめんなさい。)

日本で、ベビーフードと聞くとレトルトを思い出しちゃいますけれども。

なんで、市販の離乳食のことは、離乳食と言わないで「ベビーフード」と言うんでしょう?

 

離乳食、フランスではどういうのだろうか。フランスに住む、妹に聞いてみました。

 

Premier repas de bébé(赤ちゃんのはじめの食事)

Repas bébé(赤ちゃんの食事)

Nourriture pour bébé(赤ちゃんの食べ物)

 フランスでも「乳から離れるための食事」という言い方はしないんですね。

 

google翻訳で、ドイツ語、スペイン語、中国語を調べてみましたがやはり「赤ちゃんの食べ物」という言い方をするようです。

 「離乳食」って独特な言葉かもしれません。

 

 

赤ちゃんの食事にはその国の食文化が反映される

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食べ方の違い

ふと。

私の妹が長女を育てている時、フランス人の夫といがみあいをしたという話を思い出しました。

妹の夫は、それぞれの国の文化を尊重することができる人です。

ところが、親の立場となると違うんですね。

離乳食が始まると、何癖をつけてきたそうです。

例えば、日本ではメジャーな三角食べ。

ご飯、味噌汁、おかずと順序よく(偏りなく)食べましょうという食事の基本ですよね。

「なんで、そんな順番であげるの!?味がわからなくなるよ!」

というのが、フランス人の考え方のようです。

前菜→主食→デザートという考え方は離乳食時からなんですね。

 

妹夫婦は、日本食なら日本の食べ方。フランス料理なら、フランス式の食べ方という教育をしているようです。

が。離乳食の野菜のペーストなんて、どこの国の料理か判断つかないですものね。

私の妹は夫に隠れて、子供には三角食べをさせていたようです。

 

すすめ方の違い

フランスでは、赤ちゃんに人参のペーストとインゲンのペーストから与えます。

お粥から始まる日本人からすると「え?いきなり野菜?」と感じてしまいますよね。

主食がパンのフランス人。

パンにはバターや塩分が含まれていることや、グルテンアレルギーに留意してのことなんでしょうね。

パンをあげるのは8ヶ月からだそうです。

 

気楽にいこうよ、離乳食

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 私、長男を育てている時にね。バカ真面目にタンパク質が何グラム、炭水化物が何グラム…と、測りながら離乳食をすすめたんです。

ところが、あんまり食べてくれない。

 

離乳食作りがしんどい時もありました。

BGMを流すなら、演歌です。

♪着てはもらえぬセーターを〜、涙こらえて編んでます〜♪

そんな気持ち。

食べない時期は「私はお供えものを作っている」そう自分に言い聞かせていました(笑)

 

バランスはもちろん大事だけれども、もっとおおらかで良かったですよね。

だって、世界中に日本と違う離乳食の進め方がたくさんある中で、何グラムとか小さなことにこだわってストレスを溜めるなんて!ナンセンス!

 

二人め育児のときは、手を抜きすぎっていうくらい抜きました。

二人めあるあるです。

なぜか、お兄ちゃんよりよく食べる子に育っています。

もちろん、食事で愛情を伝えることは素敵なことだと思います。

楽しんで作れているのなら、素敵すぎて尊敬の域です!

私は、凝った離乳食を楽しんで作るスキルがなかったんですよね。

疲れてて子どもと向き合う時間がなくなってしまうくらいなら市販のものに頼ってしまったほうがいい。

二人めの育児の時にそう思いました。

 

ママたち皆が楽しく離乳食をすすめられたら、「離乳食」という言葉をよりポジティブな言葉に変えたくなるかもしれないな。

「ピン!」とくる言い方が、思いつかないのだけれどもね。

是非「ピン!」とくる言葉、思いついたら教えてください。

 

 

↓これ、けっこうお世話になったやつです。余計なものが入ってなくていいですよ。

コーンとジャガイモはとっても美味しかったです。人参の味がイマイチ…。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。