歌舞伎四〇〇年の言葉

2015年発売の本書に関する話題の他、歌舞伎に関する様々な話題を書いております。

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朝日新聞さん相手に対抗しようとしても個人の発信力では太刀打ちできないことは確実ですが、せめて泣き寝入りはしないよう、本件についてお知らせしておきます。


電話取材に対して「これまでの新作についてはどれも面白く、また役者の個性を活かしてうまく書けている。夢幻恋双紙の当て書きは見事だし、阿弖流為は鍛錬を積んだ歌舞伎役者の肉体の魅力を存分に発揮していた」とお答えしました。不満はないか?という質問には「ない」と明確に答えてもいます。

質問で「今後の新作に対しては?」とあったので「あまりに演出過多や、イベント的な扱いになってしまうと歌舞伎の意味がなくなるので、ぜひ鍛錬を積んできた歌舞伎役者の魅力を活かす作品を作り続けてほしい」と答えました。

その後、記者さんからこのようにしましたとして
【「演出が行き過ぎて現代劇と変わらなくなったり、イベント的になたりする恐れもある。鍛錬した歌舞伎俳優の魅力を活かした作品であってほしい」と話す】
という文面のみが送られてきました。ギリギリな表現だとは思いましたが、これならばと許可ました。

ところが、さすが印象操作に長けた朝日記者さんの手腕は見事です。「新作歌舞伎には疑問の声も」という文脈の中に置くことで私がまるで「夢幻恋双紙」などの新作を認めていないかのような印象を作ることに成功しています

無念ですが、私の負けを認めるしかないのでしょう。せめて二度と朝日新聞さんとは関わらないようにしたいと思います。

追記)
記事は署名記事となっていますので、こちらでも明らかにしておきます。
今回のご担当は、文化くらし報道部 山根由起子記者です。
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