ワークライフバランスって意味があるの?|連休中に仕事のことを考えてみた

休んでいるのか、仕事をしているのかよくわからない

連休中です。
今年は4月29日から10連休です。

前半は家族と伊豆長岡温泉に行っていました。
温泉三昧。
後半は自宅です。
ホームセンンターに行ったり、ベランダで野菜を植えたり花を植えたり、普段できないことをやっています。

はなぶさ旅館の露天風呂

連休のたびにいつも思うことがあります。
「これって休んでいるのかな?」
そういうこと。

考えてみたら、伊豆温泉旅館でも、ブログを書いているし、TwitterやFacebookの投稿もしている。
仕事関係の資料も読んでいるし、仕事の本も読んでいるし、ウェブのチェックもしている。
のんびり温泉に浸かっていても、次回のセミナーのことを考えているし、旅館の美味しいステーキを食べながら人工肉のことを考えている。
家にいても、今度出版する予定の本のゲラを読んだり、Facebookの投稿をしたりTwitterでツィートしたり、ホームセンターで遊んでいても仕事のことを考えていたり、音楽を聴きながら、原稿書いたり。
これってお休みしている状態なんだろうか。

グリーンカーテンを作るためにキュウリを植えた

お客さまに会っているわけでもないし、セミナーで話しているわけでもない。
でも、四六時中仕事のようなことをしている。

こんなONとOFFの境目のない生活をずっと続けているわけです。
でも基本的に、それも楽しい。
楽しいから、面白いからやっている。
お休みに仕事をすることは楽しい。

24時間常時接続されている時代、ONとOFFの境目がない

今は24時間いつも、つながっている状態です。
僕もあなたも、あなたのお客さまも、友達も。
常時接続されている。
だからもう、何時から何時までが就業時間という考え方が時代に合わなくなってきている。
仕事とプライベートが24時間の中に混在している。
どこからどこまでが遊びなのか、ここからあそこまでが仕事なのか、全く曖昧になっている。

クラウドが発達しているから、どこにいてもWi-Fiさえあれば会社のデスクと全く同じ環境で仕事ができる。
それがそんな状況に拍車をかける。
もはや会社に朝8時まで出社しなければならないという常識も、崩れかけています。
ますます仕事とプライベートの境目が曖昧になる。

遊びのような仕事

時々「そんなに仕事をしてストレスが溜まったりしませんか?」というようなことを聞かれることがある。
でも、ストレスを感じたことはほぼありません。
セミナーをするのも、エクスマ塾をするのも、コンサルするのも、ブログを書くのも、僕のとっては「遊び」の延長線上にあることなんだと思う。
だからストレスがない。
仕事なのか遊びなのかわからないのです。
だから一日中でも働こうと思ったら働けます。
一日中仕事をしていたとしてもそれは僕の人生であり、元々仕事とプライベートを分けること自体がナンセンスなのかもしれません。

24時間いつでも情報とつながっている現代社会、嫌な仕事をやっていると、ストレスが溜まりやってらなれなくなります。
それは地獄のような生活です。
だから、仕事を楽しめるか、仕事に生きがいを感じられるか、仕事が遊びの延長のようなものか。
そういう考え方でワークとライフの融合を考えてみる時期なのです。
これは、会社に雇われて、仕事をしている人も同じです。

だって、2017年なのですから。

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藤村 正宏
1958年、北海道釧路生まれ。著書「モノを売るな!体験を売れ!」で提唱したエクスペリエンス・マーケティング(通称エクスマ)の創始者。集客施設や企業のコンサルティングを行っている。コストをあまりかけない、誰でもカンタンにできる手法で、圧倒的な成果をあげている。 執筆活動、講演活動もする。現在フリーパレット集客施設研究所主宰。

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