教え子被害、前教頭を懲戒免職 愛知県教委
愛知県教育委員会は27日、教え子らにわいせつな行為をしていたとして、県立名南工業高校の前教頭(53)を、同日付で懲戒免職処分とした。
県教委によると、前教頭は30~40代だった時に勤めていた別の県立高校で当時、教え子だった1年の女子生徒(当時15歳)を校内で抱きしめたり、キスをしたりした。また、以前教え子だった別の元女子生徒(当時16歳)とドライブに出かけた帰りに公園でキスし、勉強を教えた後にホテルでわいせつな行為をするなど約2年間、不適切な関係を続けたという。
今年3月、県教委に投書があり、前教頭から話を聞いたところ、事実を認めた。前教頭は「私の行った行為は彼女たちのまっとうな成長を阻害した。申し訳なく思う」と話しているという。【山衛守剛】