Mastodonアプリケーションイメージの使い方
Mastodonアプリケーションイメージの使い方
Mastodon(マストドン)は、Twitterのような投稿ができる分散型ソーシャルネットワークを実現するオープンソースソフトウエアです。
ConoHaではMastodonをアプリケーションイメージとして提供していますので、すぐに使い始めることができます。
Mastodonアプリケーションイメージインストール手順
[1] 「サーバー追加」ボタンをクリックします。
[2] イメージタイプから「アプリケーション」を選択し、Mastodonを選択してVPSを作成します。
Mastodonアプリケーションイメージの使い方
Mastodonは仕様としてドメインとメールに関する設定が必須となっています。
ConoHaのMastodonアプリケーションイメージは原則Dockerを使用しない公式のインストール手順に従っていますが、上記設定が含まれていませんので、サーバー作成後お客様自身で設定していただく必要があります。
その設定方法をご紹介します。
Mastodonの設定をする
/home/mastodon/live にMastodonがインストールされています。設定ファイルは同ディレクトリ内の.env.productionです。 お好みのテキストエディタで.env.productionを編集します。
データベースの情報はPostgreSQLがインストール・設定済みとなっています。この設定値は.env.productionにも書き込まれているため、基本的に編集は不要です。外部のデータベースサーバを使用する際には適宜編集してください。
LOCAL_DOMAINSにこのサーバに使用したいドメインを書き込みます。 HTTPSを使用しない場合にはLOCAL_HTTPSをfalseにしてください。
次に、メール配信関連の設定を行います。
SMTP_SERVER, SMTP_LOGIN, SMTP_PASSWORD
の値が最低限必須となります。ご利用のメールサーバに合わせて適宜設定してください。
以下のコマンドを実行し、Mastodon用のデータベースを作成・Railsのアセットをコンパイルしておきます。
sudo -u mastodon RAILS_ENV=production /home/mastodon/.rbenv/versions/2.4.1/bin/bundle exec rails db:setup
sudo -u mastodon RAILS_ENV=production /home/mastodon/.rbenv/versions/2.4.1/bin/bundle exec rails assets:precompile
Mastodonを起動する
最後に、Mastodonを起動します。
systemctl enable --now mastodon-sidekiq
systemctl enable --now mastodon-streaming
systemctl enable --now mastodon-web
ブラウザでアクセスする
ブラウザでドメイン:3000にアクセスしてアカウント作成画面が出たらMastodonのセットアップは完了です。