こんにちは！仁依菜です。
昨日に引き続き、貧血にまつわるお話です。
私の友人で真冬でもアイスクリームが欠かせないという女の子がいます。
一緒に入ったカフェでは必ず冷たい飲み物をオーダーし、ガリガリと音を立てて氷を
食べる彼女を見て「あぁ、この子は貧血だな･･･」と思います。
貧血だと太りやすくなるのは昨日の記事でもお伝えした通りです。
「痩せたいんだよね」と言いながら氷をガリガリ食べる彼女を見ていると、
まずは貧血対策をしてほしいと思います。
貧血は太るサイクルの原因
血液中の鉄分が不足する、いわゆる貧血の状態になると、舌の温度が上昇し、
無意識にアイスクリームや氷など冷たいものを欲するようになります。
貧血の状態になっている時点で既に血の巡りが悪くなって体は冷えているのに、
さらに冷たいアイスクリームや氷を摂取することでますます体は冷えていきます。
貧血になると血液中の酸素の量が減り、基礎代謝が低下します。
その結果として疲れやすくなり、慢性疲労の状態に陥ります。
人は疲れると手っ取り早く血糖値を上げようと甘いものをよく食べるようになります。
これで太るサイクルの出来上がりです。
貧血であることを自覚していないと、自分が太るのはカロリーの摂り過ぎだと勘違いし
アイスクリームの分は食事を減らそう･･･など、さらに悪循環を生む食生活になりがちです。
鉄分を補い貧血を解消するとこの悪循環を断ち切ることができます。
貧血に効果的な食材をご紹介しています。
「隠れ貧血」は普通の血液検査ではわからない
年に1回、きちんと健康診断を受けて一度も貧血だと指摘されたことはないという方も、
実は潜在的な貧血＝「隠れ貧血」の可能性を秘めています。
血液中の鉄分は出血などで不足した場合、フェリチンという貯蔵鉄から補われる仕組みが
体には備わっています。
正確に貧血かどうか調べるためには、このフェリチンの値を調べなくてはなりません。
冷たいものが大好きな方、置き換えダイエットなどで偏った食事をしている方などは、
フェリチンの値が異常に低い場合があります。
健康診断の血液検査ではフェリチンの値は検査しません。一見、貧血ではないという
検査結果でも、実はフェリチンが少ない「隠れ貧血」の人は女性の6～7割にも及ぶという
話もあります。
貧血セルフチェック
次にチェック項目を挙げておきます。
いくつあてはまりますか？
- めまいや立ちくらみを起こすことがある
- 爪の色が白く、割れることがある
- 目の下のクマが目立つ
- 動悸・息切れを感じることがある
- よくあくびが出る
- 下まぶたの裏が白い
- 冷え性である
- 疲れが抜けにくい
- 肩がこる、なんとなくだるい
- 耳鳴りがする
- 肌にツヤがない
- 肉や魚はあまり食べない
- アイスクリームや氷など冷たいものが欲しくなる
- 口内炎や舌炎になりやすい
- 月経時の出血が多い
- 痔疾である
- 食が細い
- 食事を抜いてしまうことがよくある
- 朝起きるのがツライ
- 集中力散漫でやる気がでない
3つ以上あてはまる場合は、血液検査をおススメします。
ほとんどあてはまるという方は、一度病院でフェリチン（貯蔵鉄）の値を調べてもらい
ましょう。保険適用外ではありますが、1000円～3000円程度で調べることができます。
貧血は食生活に気をつければ、かなり改善できます。
それでもダメならサプリメントで補うのも1つの手段です。
まずは現状の確認をして、バランスのよい食生活で鉄分をしっかり摂りましょう！
鉄分の吸収にはビタミンCも併せて摂るとより効果的です。
レモンなどの柑橘類を料理にはぜひ添えていきましょう。
さーて、明日は久々に献血へ行くぞ！
献血も貧血のチェックには有効な手段です。お時間のある方はぜひ！！
フェリチンの値は調べられませんが、一般的な血液検査項目はチェックできますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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仁依菜