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Golden Weekに読むべき本3冊

ゴールデンウィークが近づいてきました。

最近つくづく思うんだけれども、ぼーっと生きてると本当に人生が一瞬で終わる。そして努力しないと、日々感動することも少なくなるし、本当に知的に刺激されるみたいなこともなくなる。だからこそ、読書の時間は大事にしてそれなりに確保しているつもりだけど、長い休みはさらに贅沢に時間をかけて本を読むべきだと思う。

本が凄いのは、例えば面白い人とか第一人者と言われる人と頑張って知り合って(笑)直接話さなくても、そういった人たち(もうこの世にはいない偉人も含めて)がそれぞれの領域でかなり長い年月をかけて考えたり研究したりした思考を、非常にわかりやすく整理した状態で、相手に一切気を使うこともなく一方的に短時間で堪能できるところ。

そこで最近読んで面白かった本を幾つか紹介したい。

サピエンス全史

フランス人の知り合いが面白いよと言っていたので去年の後半に読み始めたこちら。圧倒的に面白い。歴史学から生物学、経済学など学際的に、ステレオタイプにとらわれることなく著者が自分の理論を展開していてまさに目から鱗の連続。ここ1,2年で読んだ本の中で一番おもしろかったし、私と会った人は皆この本について熱く語られたのを覚えていると思う笑。是非読んで、人間が進化論を超えていけるのかどうか、思考実験してみて貰いたい。「ゴールデンウィークに読むべき1冊」でもいいと思ったぐらい(厳密には上下巻なので2冊)。

人類の未来

軽い読みものとして、ゴールデンウィーク中にさくっと読める。最近、労働の未来とか未来の人間にとっての幸せとか、民主主義とか資本主義経済社会の次にくるものは、みたいなことを考える事が多いけど、そのヒントになりそうな賢い人達のインタビューが載っていて、話を聞いているみたい。そしてなによりインタビュアーが知識豊富で賢いなと思ってしまった。

トランプ大統領で「戦後」は終わる

こちらも軽い読みものとしてよい。私は政治に疎いので、わかりやすく戦後とか今にどうつながってるかとか書いてあって面白かった。著者の田原総一朗さんは「凄いジャーナリスト」として一般的に知っていたぐらいだったんだけど、去年一度取材されてから、80歳超えられてるのに私のわかり辛いウェブ用語満載のトークをしっかりとわかりやすく記事にまとめてらして、凄いなあと思ってしまった。テキトウに表面だけ取り繕って何を言ってるのかよくわからない記事を書くよくいるライターさん(特に最近は簡単にウェブメディアを作れるようになったので仕方がないとは思いつつ)とはやっぱり一線を画すと。なのでそんな彼の新刊だったというのもあり手に取った本。

これ以外にももっと昔の本で面白いのはこちら:

どれも結構読み応えがあるので、さくっと、とはいかないけど

企業が肥大化するにつれてイノベーションが起き辛くなるのは構造的要因によるということがわかる。

人は社会的な動物なので、合理的には意思決定できない。そこのメカニズムを実験データに基づいて明らかにしている。

人も含めて生物は遺伝子の生存機械であると言い切り、10年以上前の本なのに色褪せない鋭い洞察に溢れる。

人の思考がパターン化の下僕で、そのパターン化思考から漏れる異常値があることを知っとくと強いよ、をエッセイ風に展開。

起業に興味ある人は:

動画:

それでは皆さんよいゴールデンウィークを!

Anonymous
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