はじめに
先週Agile Japanに参加し、モブプログラミングの企画のお手伝いをさせていただきました。その詳細は別途記載するのですが、その時に利用したツールが素晴らしかったのでその紹介です。
Mobster
紹介するのは、Mobsterというツールです。
Agile Japanの基調講演をしてくれた Joshua Kerievskyから「モブプロやるならMobsterがいいよ」と言われて知りました。
「Mobstar」ではなく「Mobster」なんですよね。sterは「〜する人」という意味なので、モブする人って意味かなと思っていたらMobsterという単語自体がギャングスター(あるいは暴徒)って意味合いがあるんですよね。暴徒。。。
ここからは早速Mobsterの良いとこ紹介していきます!
Mobsterの良いところ
クロスプラットフォーム+すぐ使える
githubのリリースページをみると、.dmgや.exeなど、クロスプラットフォーム対応されていることがわかります。
また、ここからダウンロードすればすぐ利用できます。
このおかげてAgile Japanのセッションではすぐにダウンロードして利用することができました。
名前入れるだけですぐ使える
起動するとこんな画面が表示されます。
画面中央上に名前を入れて、Add Mobsterボタンを押せばMobsterとして登録されます。
あとは一人の持ち時間と、休憩を設定してStart Mobbingを押すだけ!
別な仕事で中抜けするときはベンチ入り
ちなみに、仕事でモブプロしようとすると、たまたま不在の時があります。
そういう時どうするんだろう? って思っていたら、それ用にBenchって機能がありました。
Mobsterとして登録されている名前の右側のxボタンを押すとベンチ入りになります。
ちなみに戻ってくる時はもちろんBenchから戻せます。
仕事で使う時もいけそうです。
モブプロを邪魔しないUI
Start Mobbingボタンを押すと、実際にモブプロスタートなわけですが、Mobsterは画面右下でそっと残り時間と、現在のDriverとNavigatorを教えてくれます。
ちなみに、この右下部分にマウスカーソルを当てると、Mobsterはそっと画面左下に移動してくれます。
モブプロを邪魔しないUIでとてもお気に入りです。
バトンタッチする時はTIPも見られる
時間がきて、Driverが変更になる時は、Mobsterはポップして次のDriverとNavigatorを教えてくれます。
この時点で突然席を外さなければならない時は、その人の名前にカーソルを当てると、Away扱いになって別な人をアサインしてくれます。
この記事を書いていて気がついたのですが(Agile Japanでモブプロしていた時は必死で気づかなかった)、モブプロする上でのTIPも一緒に表示してくれます。悩んだ時に使えそう。
まだ使っていない機能
ドキュメントを見ていると、「RPGモード」があるらしいです。まだ使ってないのですが面白そうなので今後使っていきたいと思っています。
終わりに
Agile Japanでは、Mobsterがずいぶん我々のモブプロを助けてくれたと思います。
Mobster、お気付きの人もいるかと思いますが、モブプロ特化したツールというわけではなく、ペアプロでも利用できるので、今後チャンスを見てどんどん使っていきたいと思っています。