Zabbix概論

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Zabbixの動作概要、設定概要についてまとめました。

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Zabbix概論

  1. 1. Zabbix概論
  2. 2.  サーバーワークス カスタマーサポート課  Zabbix スペシャリスト  伊藤 覚宏  CN:九龍真乙 Twitter:qryuu  2008年からZabbixのドキュメント作成などに従事、2009年より Zabbixのレクチャー、ユーザサポートなどを担当 2014年よりAWS on Zabbix の設計、レクチャーなどを行う。 2017/04/072 自己紹介
  3. 3. 1. Zabbixとは 2. 用語集 3. Zabbixの構成要素 4. Zabbixの権限管理 5. Zabbixとテンプレート 6. Zabbixのアクション概要 7. Zabbixの通信タイプ 8. アイテム設定詳細 9. トリガー設定概要 10. アクション設定概要 11. Zabbixのリリースサイクル 2017/04/073 Zabbix概論
  4. 4. Zabbixとは 2017/04/074
  5. 5.  ZabbixとはラトビアのZabbix LLCにより管理サポートされている オープンソースの統合監視ソリューションです。  日本においては、Zabbix Japan LLCがサポート事業を展開していま す。 また、パートナー制度により、複数のパートナー企業がサポートの 再販や、一次受付構築サービスなどを提供しています。 2017/04/075 Zabbixとは
  6. 6. 用語集 2017/04/076
  7. 7. 用語 解説 ホスト 監視対象 アイテム ホストから収集する監視項目、独自エージェントのほか、SNMP,IPMI,SSL,TELNET,ODBC,JMX,WMIによるデータ収集,ポート接続,ICMP応答,の収集が可能、収集済み アイテムに対する四則演算・アイテム同士の演算も可能 アイテムタイプ アイテムの取得方式の種類 ヒストリ アイテムの収集間隔ごとに収集される実データ トレンド ヒストリデータを1時間ごとに集計し、最大値、最小値、平均値を保存したサマリデータ ヒストリデータではプロットできない長期グラフを生成する際に使用される。トレンドデータを直接参照することはできない。 トリガー 障害判定条件、アイテムに対して、閾値判定、文字列一致判定が可能、複数のアイテムによる複合判定やトリガー同士の優先度設定(依存関係)設定が可能 イベント トリガー判定結果の履歴 アクション イベント、Agent新規接続、ディスカバリ、内部イベントに起因して動作する処理、通知やコマンド実行、自動登録等が可能 LLD ローレベルディスカバリ、独自エージェントからの収集データを元に、自動的にホスト・アイテム・トリガー・グラフ・スクリーンを作成、削除する機能 ディスカバリ 指定されたネットワーク範囲を指定されたプロトコルで走査し、応答の有無、増減を検知する機能 ディスカバリの結果をもとに監視追加、監視停止、監視削除などを 実行することができる テンプレート アイテム、トリガー、グラフ、スクリーン、WEB監視設定、LLD設定をひとまとめにした設定ひな形、ホストに対してリンクさせることにより同一の設定を適用するこ とが可能 マクロ Zabbixの各種設定やアクションで使用できる置換設定文字列、テンプレート設定や通知設定をマクロにより記述することにより、動作時に対象に合わせた値が代入され 動作する アプリケーショ ン アイテムをグループ化する単位、最新データ表示の際に、同一アプリケーション毎にグループ化して表示される。 アクションの際に特定のアプリケーションだけを対象とすることも可能 2017/04/077 用語集
  8. 8. Zabbixの構成要素 2017/04/078
  9. 9.  Zabbixのシステム構成  Zabbixの設定構成 2017/04/079 Zabbixの構成要素
  10. 10. 2017/04/0710 Zabbixのシステム構成 Zabbixシステムは標準的な LAMP(Linux/Apache/MySQL/Perl,php) 構成により実現されています。
  11. 11.  ZabbixのWEBFrontend、Database,Serverプロセスは、相互にIP的に接続されます。 このことは、各コンポーネントを別々のサーバインスタンスに分離して構築できることを意味し ます。 もちろん、単一のサーバインスタンスに構築することも可能です。  Zabbix-ServerはZabbix-DBの設定に基づき、各監視対象やZabbix-Proxyに対して値の収集を行い ます。  JVMを監視する場合には、別途JAVA-Gatewayを設定する必要があります。  ユーザーはWEBフロントエンドを通じて、Zabbixサーバを操作、設定することができます。  Perl,JsonベースのAPIが提供されており、他のシステムからZabbixを操作することも可能です。  WEBフロントエンドから設定情報をXMLとしてエクスポートすることができます。  障害を検知した場合には、ユーザに対してZabbixサーバからメール・スクリプトにより通知を行 う事ができます。  通知先を監視対象機器や、他のシステムにすることにより、システム連携や、トリガー駆動の自 動化を行うことができます。  Zabbix-ProxyはZabbix-Serverから監視対象への通信を代理します。 監視通信のオフロードのほか、IP重複や、FW越しの監視の際に利用できます。  外部スクリプトや、ローダブルモジュールによりZabbixの機能を拡張する事が可能です。 2017/04/0711 Zabbixのシステム構成
  12. 12.  ホスト設定概要 2017/04/0712 Zabbixの設定構成
  13. 13.  ホスト設定概要  Zabbixにはホスト、アイテム、トリガー、アクション、グラフ(カスタ ムグラフ)、ユーザー、メディア、メディアタイプといった要素があり ます。  Zabbixの設定要素はそれぞれに独立です。 2017/04/0713 Zabbixの設定構成
  14. 14. Zabbixの権限管理 2017/04/0714
  15. 15.  権限設定概要 2017/04/0715 Zabbixの権限管理
  16. 16.  権限設定概要  ホストやユーザーはホストグループやユーザグループとしてグルーピン グを行いグループ単位でアクセス権を制御します。 それぞれ単独または複数のグループに所属することができます。 ただし、グループに属さないユーザやホストは作れません。  ユーザーは個別に言語設定や通知先設定、通知受信時間、画面構成の設 定を行う事ができます。 2017/04/0716 Zabbixの権限管理
  17. 17. Zabbixとテンプレート 2017/04/0717
  18. 18. 2017/04/0718 Zabbixとテンプレート
  19. 19. 2017/04/0719 Zabbixとテンプレート  アイテムはアプリケーションとしてグルーピングするとこができま す。 一つまたは複数のアプリケーションに属する事が可能です。 アプリケーションに属さないアイテムも設定できます。  アイテム、トリガー、グラフ、WEB監視およびLLD設定はテンプ レートとして設定パターンを作成することが可能です。  ホストに対して複数のテンプレートを適用することが可能です。
  20. 20. 2017/04/0720 Zabbixとテンプレート  LinuxやWindows等のサーバパフォーマンス、ネットワーク機器のト ラフィックなどの基本的な監視であれば、プリセットされているテ ンプレートを適用するだけで、監視を行う事が可能です。  自分でテンプレートを作成すれば、独自の監視を行うこともできま す。
  21. 21. Zabbixのアクション概要 2017/04/0721
  22. 22.  アクションでは、通知やコマンドの実行を行う事ができます。  通知動作は即時動作するのでは無く、zabbix_server.conf内の SenderFrequency=の周期毎にチェックが行われます。 2017/04/0722 Zabbixのアクション概要
  23. 23. Zabbixの通信タイプ 2017/04/0723
  24. 24.  パッシブ通信  Zabbixエージェント、パッシブProxy ZabbixServer→ZabbixAgent ZabbixServer→ZabbixProxy ZabbixProxy→ZabbixAgent の方向の通信  監視側がアイテム毎に設定された周期毎に接続を行い、値を収集し ます 受信側の10050番ポートが空いていれば通信が可能です(ステートフ ルインスペクションのFWの場合、NACLのようなステートレスな通 信制御の場合は戻りパケット用のRuleを開けてください。) 2017/04/0724 パッシブ通信とアクティブ通信
  25. 25.  アクティブ通信  Zabbixエージェント(アクティブ)、アクティブProxy ZabbixAgent→ZabbixServer ZabbixProxy→ZabbixServer ZabbixAgent→ZabbixProxy 方向の通信  Agent側がRefreshActiveChecks=に設定された周期毎に監視項目一覧 を取得しアイテム毎に設定された周期で値を送信します。 受信側の10051番ポートが空いていれば通信が可能です(ステートフ ルインスペクションのFWの場合、NACLのようなステートレスな通 信制御の場合は戻りパケット用のRuleを開けてください。) 2017/04/0725 パッシブ通信とアクティブ通信
  26. 26. アイテム設定詳細 2017/04/0726
  27. 27. タイプ 内容 Zabbixエージェント Zabbix-server→Zabbix-agent Zabbixエージェント(アク ティブ) Zabbix-agent→Zabbix-server (ログ監視では必須) シンプルチェック Ping、ポートチェック SNMP[v1|v2|v3]エージェント SNMPポーリング SNMPトラップ SNMPトラップの受信 (SNMPTTの設定が必要) Zabbixインターナル ZabbixServer,ZabbixProxyの内部状態 Zabbixトラッパー Zabbix-Senderからのデータ受信 Zabbixアグリゲート ホストグループ単位での同一アイテム集計 外部チェック Serverの指定ディレクトリに置かれた任意のスクリプトを実行 データベースモニタ ODBC接続したデータベース上でSQLを実行 IPMIエージェント IPMIのセンサー値を取得 SSHエージェント SSH接続して任意のコマンドを実行 TELNETエージェント TELNET接続して任意のコマンドを実行 JMXエージェント JAVA-VMの監視 (Zabbix-java-gatewayの設定が必要) 計算 取得済みアイテムを利用した任意の集計 2017/04/0727 アイテムタイプ
  28. 28. アイテムキー 2017/04/0728 アイテムキーの役割 アイテムタイプ 監視項目そのものを意味す る Zabbixエージェント Zabbixエージェント(アク ティブ) シンプルチェック Zabbixインターナル SNMPトラップ 計算式を意味する Zabbixアグリゲート 決められたプリフィックス と パラメータを入力する SSHエージェント TELNETエージェント データベースモニタ JMXエージェント 一意でさえあればよい SNMP[v1|v2|v3]エージェント Zabbixトラッパー IPMIエージェント 計算 実行するスクリプト名を記 載 外部チェック https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/items/itemtypes/zabbix_agent
  29. 29.  個別のアイテムキーは、公式マニュアルのアイテムキーリストまた は、 アイテム設定画面で[キー]ボックスの[選択]ボタンを押した際に表示 される キーリストで確認してください。 ZabbixのGUI上ではアイテムはアイテムキーにより識別されます(シ ステム内部的にはアイテムIDを持っています) このためアイテムキーはホスト内部で一意でなければいけません。 2017/04/0729 アイテムキー
  30. 30. エージェントインターフェ イス Zabbixエージェント SNMPインターフェイス SNMP[v1|v2|v3]エージェ ント SNMPトラップ JMXインターフェイス JMXエージェント IPMIインターフェイス IPMIエージェント いずれかのインターフェイ ス シンプルチェック SSHエージェント TELNETエージェント 外部チェック 2017/04/0730 ホストインターフェイス インターフェイス不 要 Zabbixエージェント(アクティ ブ) Zabbixトラッパー Zabbixインターナル Zabbixアグリゲート データベースモニタ 計算 アイテムには、特定のインターフェイスが登録されていなければ設定できない物があります。
  31. 31. データ型 データ形式 数値(整数) 0~18446744073709551614 64ビット符号なし整数 数値(浮動小数) -999999999999.9999 ~ 999999999999.9999 整数部16桁、小数部4桁 文字列 255byteまでの文字列 ログ ログファイル 値の取得時刻のほか、ログの出力時刻、イベントIDなどを管理可能 テキスト 制限なし文字列 2017/04/0731 データ型 取得してきたデータをどういったデータ形式で保存するかを指定します。 アイテムタイプやアイテムキーとは連動しません。
  32. 32. データの形 式 動作 ブール型 取得した文字列データを(0|1)の2値に変換して処理しま す true, t, yes, y, on, up, running, enabled, available→ 1 false, f, no, n, off, down, unused, disabled, unavailable→0 8進数 取得した値を8進数として10進数に変換して処理します 10→8 20→16 10進数 デフォルト 取得した値をそのまま10進数として処理します 16進数 取得した値を16進数として10進数に変換して処理します。 A→10 10→16 2017/04/0732 データの形式 データ型で数値(整数)を選択した場合、さらに数値形式を変換することができます。 障害判定処理を簡略化したり、10進数以外の値を出力する機器のデータを10進数のグラフで表すことができます。
  33. 33. 任意の文字列 1000毎にSI接頭辞を付与 B,Bps 1024毎にSI接頭辞を付与 unixtime 整数型の値をUNIXタイムとして扱い 「yyyy.MM.dd hh:mm:ss」として表示します。 uptime 値を経過秒数として扱います。 「hh:mm:ss」または 「N days, hh:mm:ss」として表示しま す s 値を経過秒数として扱います。 「yyy mmm ddd hhh mmm sss ms」として上位3要素までを 表示します。 0.001未満の値を取得した場合は「< 1 ms」と表示します ms SI接頭辞を付与しません。 RPM rpm % 2017/04/0733 単位 アイテムに単位文字列を設定すると取得した値に単位を付けて表示することができます。(表示が変わるだけで、 DBに格納されるデータは変化しません) 単位にはUnicode文字列が使用できます。単位設定をした場合、SI接頭辞を付けて表示します。
  34. 34.  取得値があらかじめKByteなどのSI接頭辞で表されている場合、単位 を正確に付与することができません。 そのようなデータ取り扱うために取得したデータに乗数を掛けるこ とができます。 乗数には 1e+7のような指数表記を使用することもできます。 2017/04/0734 乗数
  35. 35.  収集したデータをDBに格納する際に計算することができます。 2017/04/0735 保存時の計算 設定 動作 なし 収集したデータをそのまま保存します 差分/時間 前回値と最新値の差をデータ取得時間の差で割りま す 増分毎秒というデータが得られます。 通信バイト数をbpsとして保存したい場合などに使 用します。 差分 前回値と最新値の差
  36. 36. トリガー設定概要 2017/04/0736
  37. 37.  トリガー設定では、収集したアイテムにを利用して閾値や文字列、 データの変化を検知する条件式を設定します。  複数のアイテムのデータを組み合わせてトリガーに利用したり、ト リガー自体の状態を判定条件にすることもできます。 2017/04/0737 トリガー設定
  38. 38. 2017/04/0738 トリガー設定  トリガー設定画面で[追加]クリックすることで判定式を暗記しなくて もトリガーを作成することが出来ます。
  39. 39. 2017/04/0739 トリガー設定  トリガー設定画面で[追加]クリックすることで判定式を暗記しなくて もトリガーを作成することが出来ます。
  40. 40.  複数の条件式を結合した複雑な条件を設定する場合は条件式ビル ダーを使うことで、視覚的に条件式を把握することができます。 2017/04/0740 条件式ビルダー
  41. 41.  複数の条件式を結合した複雑な条件を設定する場合は条件式ビル ダーを使うことで、視覚的に条件式を把握することができます。 2017/04/0741 条件式ビルダー
  42. 42.  ログファイルに対する判定は、トリガー画面では無く、ログアイテ ムのウィザードから簡単に作成することができます。 2017/04/0742 ログトリガー
  43. 43.  ログファイルに対する判定は、トリガー画面では無く、ログアイテ ムのウィザードから簡単に作成することができます。 2017/04/0743 ログトリガー
  44. 44.  トリガーは条件に[一致する]、[一致しない]という状態が変化した場 合にのみ発報します。 [一致した]場合に繰り返し発報するためには[障害イベントを継続して 生成]を有効にします。 2017/04/0744 トリガーの繰り返し条件
  45. 45.  Zabbix 3.2 以降では障害条件だけではなく、回復条件を定義出来る ようになりました。 2017/04/0745 トリガー設定
  46. 46. アクション設定概要 2017/04/0746
  47. 47.  アクションには以下の種類があります。  トリガーアクション(障害対応アクション)  ディスカバリーアクション(ネットワークディスカバリに連動する アクション)  自動登録(Agent自動登録に連動するアクション)  内部イベント(ZabbixServer内部情報に連動するアクション) 2017/04/0747 アクション設定
  48. 48.  アクション動作では、ホストやホストグループ、ユーザ、Agent、 ZabbixServerに対して操作を実行することが可能です。 2017/04/0748 アクション設定
  49. 49.  トリガーアクションでは、エスカレーション設定を行う事で、イベ ント発生直後の他、指定時間経過後に動作を実施させることが可能 です。  トリガーアクションが通知するのはユーザグループ/ユーザまであり、 通知されたユーザへの通知方法は、ユーザ設定のメディア設定に依 存します。 2017/04/0749 アクション設定
  50. 50.  トリガーアクションでは、障害が継続した場合に、運用に合わせて 「通知先を変更する」 「Commandを実行する」などの対応を変えていてけるエスカレー ション機能があります。 障害発生時:表示灯をならす 5分後:オペレーターに通知する  10分後:担当エンジニアに通知する 1時間後:ベンダーに連絡する といったオペレーションを自動化することが可能です。 2017/04/0750 エスカレーション設定
  51. 51.  エスカレーションは「ステップ」によって定義します。  1= トリガーイベント発生時  2<= Nステップ間秒数経過後 2017/04/0751 エスカレーション設定
  52. 52.  エスカレーション設定は、障害対応コメントの有無により実行する/ しないを制御することが可能です。 この設定を行うと、障害対応コメントにより対応中の場合は、上位 管理者への通知を停止するといった制御が可能になります。 2017/04/0752 エスカレーション設定
  53. 53. メンテナンス 2017/04/0753
  54. 54.  メンテナンス設定には、2種類の設定があります。 2017/04/0754 メンテナンス設定 メンテナンスタ イプ 挙動 データ収集あり ホストに対してメンテナンス中というフラグを立てます。 それ以外の動作は通常とかわりません。 アクション設定でメンテナンス中は除外するという設定を行う事で、通知を抑止します。 テータ収集なし ホストに対してメンテナンス中というフラグを立てます。 データ収集を停止します。 アクティブエージェントやアクティブプロキシから送られてきたデータに対して、受信 応答を返し、データを格納せずに破棄します。 アクション設定でメンテナンス中は除外するという設定を行う事で、通知を抑止します。
  55. 55. 2017/04/0755 メンテナンス中の通知 アクションの実行条件で [メンテナンスの状態] [期間外] [メンテナンス]を指定することで、通知を抑止します。
  56. 56. 2017/04/0756 メンテナンス中の通知  メンテナンス中に状態が変化した場合、メンテナンスが開けた時点 で再評価が行われ、通知されます。 メンテナンス前状 態 メンテナンス中変 化1 メンテナンス中変 化2 メンテナンス開通 知 障害 障害 - 通知無し 障害 正常 - 正常 障害 正常 障害 障害 正常 障害 - 障害 正常 障害 正常 正常 正常 - - 通知無し
  57. 57. 2017/04/0757 メンテナンス中のエスカレーション  メンテナンス設定は、アクション実行に対してのみ機能します。 メンテナンス開始以前に動作を開始していたアクションのエスカ レーション動作は、メンテナンスに入っても停止しません。
  58. 58. Zabbix のリリースポリシー 2017/04/0758
  59. 59. 2017/04/0759 Zabbixのリリースポリシー  Zabbix 2.2 以降では1年半毎にリリースされるLTSバージョンと 半年毎にリリースされるポイントリリースがあります。
  60. 60. 2017/04/0760 Zabbixのリリースポリシー  Zabbix LTSリリース  Zabbix LTSはZabbix Enterpriseサポートをご契約のお客様向けに標準で5年間サポート されます(3年間のフルサポートと2年間のリミテッドサポート)。Zabbix LTSリリー スは、バージョン番号の最初の数字が変わります。(3.0、4.0…)  Zabbixポイントリリース  ZabbixポイントリリースはZabbix Enterpriseサポートをご契約のお客様向けに次期 バージョンリリースまでの6ヶ月間のフルサポートと1ヶ月間のリミテッドサポートが 提供されます。Zabbixポイントリリースは、バージョン番号の小数第一位の数字が変 わります。(3.2、3.4…)
  61. 61.  フルサポート  インストール方法、使用方法、設定方法に関するお問い合わせの回答  問題の原因調査/分析  すべてのレベルのバグフィックス  機能改善要望への対応  リミテッドサポート  インストール方法、使用方法、設定方法に関するお問い合わせの回答  問題の原因調査/分析  深刻度の高いバグの修正  セキュリティフィックス 2017/04/0761 Zabbixのサポートポリシー
  62. 62. バージョ ン リリース日 フルサポート終 了 リミテッドサポート 終了 延長サポー ト Zabbix 2.0 2012/5/21 2015/5 2017/5 応相談Zabbix 2.2 2013/11/12 2017/8 2019/8 Zabbix 3.0 2016/2/16 2019/2 2021/2 Zabbix 3.2 2016/9/14 2017/3 2017/4 なし 2017/04/0762 Zabbixのサポート期間(現行)
  63. 63. 2017/04/0763 Zabbixのサポート期間(予定) 安定版リリー ス リリース予定 日 フルサポート終了 日 リミテッドサポート終了 日 Zabbix 4.0 LTS 2017年9月 2020年9月 2023年9月 Zabbix 3.4 2017年3月 2017年9月 2017年10月 Zabbix 3.2 2016年9月14日 2017年3月 2017年4月

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