を、計画してしまいそうだ。それほどしっくりきたぞ。お家の出で立ちがもう、いいでしょ。ぶれることなく、凛と立っているような姿。チャームポイントは、白いレンガに囲まれたペールトーンのイエロー。ぱっと咲いた花みたいな玄関扉。

ほぼ真四角の間取り。広げたお重箱のようです。収納は端っこ、真ん中にキッチン。隙間にトイレを詰めて。

こちらは1階のダイニング。たまらないのは、紅葉柄のガラス戸。玄関扉に付いたぷっくり白いポストも、トイレのドアノブも、小さな小窓も。この角度から見える全てが良い。みんなみんな良い。

そしてこのスペース。なんだろう。ドキドキする。

はっ、洗濯機置き場！こんな所に。

玄関との境目の扉は、真ん中がくり抜かれて磨りガラスになってるんだ。さっきは気がつかなかったなー。

キッチンには2口コンロが置ける。この囲いがあれば油ハネも何のその。収納棚は上にもあります。

次はトイレ。まだまだ1階はつづく。楽しいな〜。隅付きタンク、もうほとんど出会わないけど、このお家にはぴったり。こう見えてウォシュレットです。

お風呂きれいだ！感動！このお家に住み始めた時には、まるっこい浴槽に浸って、ああ本当に住んでるんだなぁという気分にも浸りたい。

階段下のスペースを利用した収納。真ん中の木でさえも好きだ。

いいお家！いいお家！とたたっと2階へ。

跳ねるような呼吸を、すっと収める。この空気感、ちょっとの事で壊れてしまいそうだ。光がゆらゆら入ってて、幻みたいな、夢のような。

どっちで眠るのがいいかな。いずれにせよ、大きなベッドじゃなくて、このお部屋に添うような、自分の体が入るくらいの小さな寝床を用意したい。

こっちは窓からバルコニーに出られます！洗濯物が風に吹かれている様子を、磨りガラス越しに眺める休日。

おっ、お向かいさんもいいお家だ。ここはいいお家が集まってるんだな。

きっとここには、ぴったりとはまる人がいるはずだ。自分のペースで生きている人。この家がきっと受け入れてくれる。少し悲しい気分になった時は、紅葉柄のガラス戸に目を向けて。さらさら流れる葉っぱをそっと指でなぞるうち、大丈夫だと思える時がくるのだ。