「女性が来やすい寺に」23歳次期門主
真宗興正(こうしょう)派の次期門主となる「嗣法(しほう)」に4月1日付で就任した華園沙弥香さん(23)=法名・釋真慶(しゃくしんきょう)=が3日、本山の興正寺(京都市下京区)で記者会見した。今春、大学を卒業したばかりで「女性が来やすいお寺にしたい」と抱負を述べた。
現在の31代真暢(しんちょう)門主(60)の一人娘で、9歳で得度した。同派によると、沙弥香さんが門主になる時期は決まっていないが、女性門主が誕生すれば、同派としては南北朝時代に就任した9代以来、2人目。浄土真宗の他の宗派でも女性の門主は珍しいという。興正派は真暢門主が就任した2001年に「条例」を変更し、女性が継承できることを明文化した。
沙弥香さんは高校卒業後、日本獣医生命科学大(東京都)に進学。マウスの十二指腸潰瘍に関する研究に取り組む傍ら、サークル活動でヒップホップダンスに打ち込んだ。【宮川佐知子】