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48年前にも同じ場所で雪崩「なぜ行ったのか」

読売新聞 4/4(火) 7:22配信

 栃木県那須町の茶臼岳(1915メートル)で、「春山安全登山講習会」に参加した高校生と教諭計48人が雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故から3日で1週間となった。

 「なぜあの場所へ行ったのか理解できない」。発生当日、救助の指揮を執った那須山岳救助隊長の大高登さん(88)は「48年前にもほぼ同じ場所で雪崩による死亡事故があった」と話し、訓練場所の選定に改めて疑問を投げかけた。

 大高さんは、茶臼岳近くの温泉旅館で生まれ育ち、「那須の山の生き字引」ともいわれる。1965年に同救助隊の前身の那須山岳会を結成。以来、警察から救助要請のあった事故の記録が続けられている。

 今回、雪崩はスキー場西方の「天(てん)狗(ぐ)の鼻」と呼ばれる岩(標高1515メートル)付近で発生し、160メートル以上にわたって雪が滑り落ちた。

最終更新:4/4(火) 8:50

読売新聞