隠された財宝を発見するなど絵空事に聞こえるだろう。だが歴史を振り返れば、硬貨・宝石・王冠といった様々な貴重な品々が意図的に隠ぺいされ、それが発見されている。
ここでは、これまで発見された最も貴重な財宝を7つ紹介したい。
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1. カアーデールの財宝
発見:1840年
価値:およそ3億2,000万円
イングランド、カアーデールを流れるリブル川の土手を修復していた工夫が鉛の箱を発見。中にはこれまで発見されたバイキングの財宝としては最大級のものが入っていた。銀貨・宝飾品・銀塊など、8,600点以上が記録されている。
その大部分はイングリッシュバイキングの王国を由来とするが、スカンジナビア・イタリア・ビザンチウムなどに由来するものもあった。
ビクトリア女王に献上され、現在その一部は大英博物館が所蔵する。発見した工夫は各々硬貨一掴み分を与えられた。
2. ホクスンの財宝
発見:1992年
価値:およそ3億8,000万円
農場でハンマーを失くした農家のピーター・ワットリングは、金属探知機を所有する友人に助けを求めた。そして見つかったのが財宝だ。オーク材の箱の中には、4、5世紀頃の銀のスプーン・金の宝飾品・硬貨が入っていた。ワットリングは考古学者らと協力して、一帯に埋められた他の財宝も発掘。ローマのひしゃくや皿などが発見された。
財宝は大英博物館が取得したが、それを購入するにはあまりにも高価すぎたため、ナショナル・アート・コレクション・ファンドと共同で支払った。ところで失くしたハンマーは? こちらも大英博物館が所蔵する。
3. スタッフォードシャーの財宝
発見:2009年
価値:およそ4億1,000万円
スタッフォードシャー、ハマーウィック近郊で、テリー・ハーバートは最近耕した畑に金属探知機を使っていた。こうしてアングロサクソン由来のものとしては最大の財宝が発見された。3,500点以上もの品目が含まれており、ほとんどが軍に関連するものだった。
武器のほかにも宗教に関連した品や装飾品もある。正確なところは不明だが、8世紀頃のものだと考えられており、イングランド史研究にも影響を与えた。
4. シロダの財宝
発見:1985〜1988年
価値:およそ120億円
1985年、ポーランドのシロダ・シロンスカで解体された古い建物の基礎の下から壺が発見。中には3,000枚もの14世紀の銀貨が入っていた。
数年後、付近の別の建物が解体され、そこからも金貨・銀貨・宝飾品が大量に見つかる。中には黄金の王冠や竜の頭があしらわれた指輪もあった。
数多くの財宝があることは明らかだが、他に似たものが存在しないため、その価値の算定は専門家ですら困難だ。
5. カイザリアの水没した財宝
発見:2015年
価値:算定不能
イスラエル、カイザリア国立公園の港付近に潜水していたダイバーは、金貨を一目見て、子供のおもちゃだと思ったそうだ。しかしどっさりと存在していたために、きちんと確認してみると、とんでもない代物であることを悟った。
イスラエル考古学庁に連絡してから、金属探知機で辺りを捜索。結局、2,000枚もの硬貨が発見された。硬貨の額面は様々であり、10〜12世紀にかけて異なる時代に鋳造されたものだ。
現時点では、正確な価値が算定されておらず、非常に貴重なものとしか言えない。
6. パナギュリシテの財宝
発見:1949年
価値:算定不能
ブルガリア、パナギュリシテ近郊のタイル工場で働くパヴェル、ペトコ、 ミハイルのデイコフ兄弟は、粘土を掘っていたときに偶然奇妙な笛らしきものを見つけた。さらに掘り進めると純金製であることが分かり、市役所まで届けた。この場所からは他にも大量の品が発見されている。
兄弟が笛だと思ったものは、紀元前4世紀頃の儀式用の角杯であった。金のデカンタ・一種の皿の・花瓶なども発見されており、いずれも宗教的儀式に使用されたものと考えられている。最終的には、約6キロもの精巧な意匠が施された金製品が発見された。
7. バクトリアの金
発見:1978年
価値:算定不能
ティリヤ・テペで発見されたバクトリアの金と呼ばれる財宝は、6つの古墳で見つかったもので、20,000点以上もの黄金の装飾品である。
紀元前1世紀〜1世紀にかけてのもので、遊牧民の王子とおそらく妻だと思われる5人の女性の墓から出土した。興味深いのは、財宝が非常に多様なことで、中国・インド・ギリシャに由来する品々が渾然としている。宝飾品には精巧な意匠が施され、宝石の類があしらわれている。
発見以来数々の所有者の手に渡っている。特にアフガニスタンが侵攻を受けたアフガニスタン紛争では、国立博物館の所蔵品が盗難にも遭った。数年後に無事回収され、現在は世界各地の博物館で展示されている。
※1ドル/100円で換算 7 of the Biggest Treasure Troves Ever Found/ translated hiroching / edited by parumo
ということで、徳川埋蔵金の場合にももしかしたらまだどこかにひっそりと眠っている可能性もなきにしもあらずので、あきらめたらそこで試合終了じゃぞ。
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コメント
1. 匿名処理班
都市開発中に遺跡などを掘り当てたはいいけどその後の手続きやら維持費やら採掘や調査費で天秤に測るまでもなくなかったことにされた物の中には結構な価値のあった物もあっただろうなと思う。
2. 匿名処理班
スカウター壊れてばっか
3. 匿名処理班
俺も諦めなければ、『生涯の伴侶』という何ものにも換えがたい『たからもの』を見つける事が出来るだろうか
4. 匿名処理班
イギリスなんかは週末に金属探知機片手の財宝探しを趣味にしてるおっさんとか一定数いるんだよね
もちろん基本的には地権者に了承やらを得て
最近でもそれで財宝がちらほら見つかってる
5.
6.