村瀬信也
2017年4月1日19時32分
将棋の棋士とコンピューターが戦う第2期電王戦二番勝負(ドワンゴ主催)の第1局が1日、栃木県日光市の日光東照宮で行われ、将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」が佐藤天彦(あまひこ)名人(29)に勝った。現役のタイトル保持者が公式の場でソフトに敗れるのは初めて。急激な成長を遂げたソフトの実力を改めて示した。
先手番のポナンザが初手▲3八金という奇抜な手を指し、定跡から離れた力勝負になった。佐藤名人が先に攻めたものの成果が上がらず、ポナンザが勝利した。中盤戦を迎えた頃に現地の機器に異常が生じ、2度にわたり対局が中断するトラブルがあった。
佐藤名人は昨年、電王戦の出場権を争う叡王戦で優勝。事前にポナンザとの対戦を積んで研究し、この日に臨んだが、及ばなかった。第2局は5月20日、兵庫県姫路市の姫路城で指される。佐藤名人は4月6日から名人戦七番勝負の防衛戦を戦う。(村瀬信也)
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