フランス国内はもとより、モナコのリッツホテルや世界の一流レストランで愛用されている、世界一のジャムの作り手がFrancis Miot氏(フランシス・ミオ)氏、1948年生まれ。
ミオ氏は1987年に初めてフランス1のジャム職人に輝き、3年連続で「世界ジャム職人コンテスト」で優勝。2010年には大統領賞受賞したフランスの国宝級職人です。シラク、ミッテラン両元大統領も御用達。
味は洋ナシ、さくらんぼ、プラムとノバラの花、レモンの果汁など、全20種類以上。ミオ氏が子供のころに作ってもらった「おばあちゃんのジャム」が基になっているそうです。甘さ控えめ、保存料や着色料は一切使用しない無添加ジャムで、お子様にも安心です。
1)一番人気のオレンジは、パリでも入手困難の逸品。
果物本来の自然な甘さで、オレンジの大きな果肉が入っています。マーマレードが苦手だったのにこれでハマった、という人が続出。採れたてのフレッシュな香りがクセになるそう。
2)爽やかな酸味の、甘くないストロベリー
畑栽培のイチゴと野イチゴの2種類。 酸味の強い野イチゴを10%ミックスすることで引き締まった味わいに。従来のイチゴジャムのイメージを覆す爽やかさ。
緑と赤の蓋と2種類あります。緑は果物だけの甘さ、赤は果物とさとうきびから取った砂糖を加え、天然の甘みを深めていますが、白砂糖は一切不使用。
フランスガストロノミ会長、ジャム職人協会会長、コルドンブルー名誉総指揮官などなど数え上げたらキリがない肩書きを持つミオ氏、現在各国の料理学校でジャム作りを伝授していますが、当ブログをご覧のジャム作り好きの皆さんへ、秘伝の一部をこっそり公開しちゃいます!
通常、家でジャムを作るときは、果物をつぶして、鍋で砂糖を加え煮詰めていきますよね。ミオ氏によると、
マル秘1)砂糖は別の鍋で一度玉状に。その後、改めて果実に加える。煮付け時間の短縮になり、果実の香りが保てる。
マル秘2)砂糖と果実だけだと味にしまりがない→ストロベリーなら胡椒と赤ワイン、ラム酒、グランマルニィエなどを加えるとベリーGOODーーーとのこと。
パリでもすぐに欠品してなかなかお目にかかれないことで有名なミオ氏のジャム、なんと日本で人気のブラッスリー「VIRON」では、朝食メニューでこのミオ・ジャムがつけ放題なんですって!各種食べ比べ、お気に入りのフレーバーを見つけるのも楽しそうです。
Francis Miot | BOUTIQUE OFFICIELLE - Confitures, confiseries artisanales et chocolats
《今日のひとこと》この季節になると梨木香歩さんの『春になったら苺を摘みに』が読みたくなります。ところで一昨年、フランスの裁判で、娘にフランス語で苺を意味する「フレーズ」と名付けた両親に対して"子供がからかわれる原因になる"として命名を禁じる判決が下されました。いちごちゃん、かわいいのになぁ。