東京・銀座のソニービルが31日、建て替えのため閉館し、約50年の歴史にいったん幕を下ろした。閉館記念のイベントには、ソニーの平井一夫社長らが出席。「銀座の真ん中をオープンスペースにする。憩いの場にも使ってもらいたい」と述べ、銀座の“ランドマーク”の新たな姿をアピールした。
ソニーはビルを解体し、更地を平成30年から東京五輪開催の32年まで、音楽やスポーツイベントを開く「銀座ソニーパーク」として活用した後、新ビルを建設。34年秋の完成・営業再開を目指す。
ソニービルは昭和41年4月開業。ショールームや直営店「ソニーストア銀座」で、最先端の家電製品などを展示・販売し、年間400万人が来館する人気スポットとして親しまれた。
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