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誘発された雪崩、別の班の9人襲う…自力で脱出

読売新聞 3/30(木) 14:21配信

 栃木県那須町で27日、春山登山訓練をしていた高校生と引率教員計48人が雪崩に巻き込まれた事故で、最初に発生した大きな雪崩が先頭の第1班14人(大田原高)を襲い、これに誘発された小規模な雪崩が、少し北側に離れた斜面にいた第2班9人(真岡(もおか)高)を巻き込んだとみられることが、引率教員の説明でわかった。

 第1班は雪に埋まり、生徒7人と教員1人が死亡。第2班はほぼ全員が自力で脱出できたが、雪崩の規模によっては、危うく被害が拡大しかねない状況だった。

 訓練は、県高校体育連盟が主催する「春山安全登山講習会」の一環で実施。当初は那須ファミリースキー場付近から茶臼岳(1915メートル)に登る予定だったが、積雪のため、ゲレンデ周辺の林で雪をかき分けて進むラッセルの訓練に変更され、教員を含めて5班計55人が参加した。雪崩は訓練開始30分後の午前8時半頃、ゲレンデ先の国有林にいた第1班の上方約200メートルから雪の塊が押し寄せてきたとみられる。

最終更新:3/30(木) 15:06

読売新聞