鉄拳さん パラパラ漫画で故郷大町市PR 長野
信濃大町観光大使を務めるお笑い芸人の鉄拳さん(44)が、故郷の長野県大町市を舞台にしたパラパラ漫画の新作を制作した。市から依頼を受け、3カ月かけて自身最長の作品を仕上げた。市のホームページで動画を公開している。
タイトルは「きらり輝く」。都会の仕事や生活に疲れ、故郷の大町に戻ってきた青年が主人公。大町で癒やされ、職場の同僚だった女性も大町を訪れ、一緒に北アルプス・爺ケ岳に登山し結ばれるというストーリー。大町の田園風景やJR大糸線、大町山岳博物館のライチョウなども出てくる。アニメーションと違ってセリフはないが、オリジナル挿入歌が流れ、登場人物の孤独や不安、喜びの気持ちが繊細に描かれている。
パラパラ漫画は、少しずつ違う絵を描き、素早くめくり、残像で絵が動いているように見える仕組み。鉄拳さんは今回の作品で2381枚を描き、動画にして10分42秒の作品を完成させた。
市は作品を通じ、市民の地域への愛着を育て、県外での大町の認知度向上につなげたいとしている。今後、行事や観光キャンペーンなどで活用する。4、5月には東京、新宿、横浜駅などに設置されている電子看板や大型テレビで動画CMを流す予定。【小川直樹】