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今回は「小豆」のご案内です。
小豆のアントシアニンは、表皮の部分に豊富に含まれています。
小豆を茹でると、灰汁と言う苦い汁が出てきます。
この煮汁には、体に有効なポリフェノールと言われる成分が、多く含まれています。
この灰汁は、少し苦味があるために取り除きたくなりますが、捨てないようにしたいものです。
小豆を薬膳として用いるにためには、味をつけずにそのまま食べることが大切です。
小豆がゆやお赤飯のように食べる方法が、健康に役立つのではないでしょうか。
小豆の主な成分
小豆に含まれる成分は、小豆の約22%は良質なタンパク質。
食物繊維は、ゴボウの約3倍も含まれています。
ポリフェノールは460mgと赤ワインの1.5倍です。
その他、小豆100g中にカリウムは1500mg、ビタミンB1は0.45mg、
ビタミンB2は0.16mg含まれています。
小豆の効能
ビタミンB1は、糖の代謝を助けてエネルギーを作りだす働きがあり、
ビタミンB2も、脂質と糖質の代謝に欠かせない栄養素の一つです。
また、ビタミンB2、B6は髪の毛や皮膚の成長を促進する役目があるので、不足すると皮膚炎や肌荒れになり易いと言われています。
サポニンは血流改善や活性酸素除去に有効でしょう。
ビタミンB群とサポニンとアントシアニンの、トリプル効果で皮膚に有効に働きます。
皮の部分に多く含まれる成分である、ポリフェノールすなわち、アントシアニン、タンニンの一種であるDカテキンは、強い抗酸化作用があり、老化の原因でもある活性酸素を除いてくれます。
多く含まれるカリウムは、ナトリウムを体外に排出してくれます。
また、鉄分は貧血の予防になります。
ゴボウの3倍ほどの食物繊維が含まれているので、腸内の環境を整えて、善玉菌の活動を促します。
以上が「小豆の成分と効能1」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。