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雪崩の対処法教えず=引率教諭「安全と判断」―8人死亡で謝罪・栃木

時事通信 3/29(水) 17:23配信

 栃木県那須町のスキー場付近で発生した雪崩事故で、生徒ら8人が死亡した県立大田原高校の植木洋一校長や山岳部顧問の猪瀬修一教諭らが29日、県庁で事故後初めて記者会見した。

〔写真特集〕栃木のスキー場で雪崩

 猪瀬教諭は登山講習会の責任者として引率していたが、生徒らに雪崩の対処方法を教えていなかったことを明らかにした。

 講習会は県高校体育連盟主催で、積雪期の登山に必要な知識や技術を習得するため、県内から7校が参加していた。

 猪瀬教諭は、雪をかき分けて道を作りながら進むラッセル訓練を行ったことについて、「絶対安全だと判断したが、こういう事態になったことを反省しなければならない」と謝罪。登山からラッセル訓練への予定変更は、自身を含め講師役の教諭3人で話し合って決めたといい、「過去の経験から安全だと思った」と述べた。

 雪崩が起きた場合の対処方法は、今回の講習で教えていなかったと明かし、「雪崩の危険がある場所には行かないのが大前提だった」と釈明した。

 植木校長も「あってはならない痛ましい事故になってしまい、心からおわびする」と謝罪。原因究明には「誠意をもって協力する」と述べた。同校の山岳部は当面活動を中止する。 

最終更新:3/29(水) 21:44

時事通信

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