今回は、EUROPEのThe Final Countdownの感想を記載します。
EUROPE(ヨーロッパ)は、スウェーデン出身のヘヴィメタルバンド。
活動期間:1979年~現在も活動中 (2017年の現時点において)。
メロディアスな旋律とハイトーン・ヴォーカルを最大の特徴とするバンドである。
キーボードを盛り込んだ叙情的なメロディは数々のハードロック、ヘヴィメタルバンドに大きな影響を与えた。
The Final Countdown (ファイナル・カウントダウン) は、1986年にリリースされたヨーロッパの3枚目のオリジナル・アルバム。
曲順
1. The Final Countdown
2. Rock The Night
3. Carrie
4. Danger On The Track
5. Ninja
6. Cherokee
7. Time Has Come
8. Heart Of Stone
9. On The Loose
10. Love Chaser
作品について
『The Final Countdown』の北欧のメロディによって風光明媚な世界が広がる。
当作品のサウンド的特徴はキーボードのメロディアスな旋律とハイトーン・ヴォーカルにハードなギターを展開、広大な世界で浮遊しているような感覚になります。
クラシック音楽の要素が強く、カントリーやブルースを基調としたヘヴィメタルとは異なるサウンドを展開するのもまた特徴的です。
北欧メタルの先駆者バンドの一つとして認知されており、それに相応しい確かなサウンドが当作品にも存在しています。
名曲『The Final Countdown』は是非聴いてみてください。
2. Rock The Night
ミドルテンポなハードロックナンバー。
ハードなサウンドではあるが全体的に荒々しさはあまり無く、非常に聴きやすいです。
しかし、ギターソロにおいては荒々しいロックンロールを展開します。
6. Cherokee
力強くて親しみやすいリフが印象的です。
このリフが素晴らしい。
ロックンロールとポップの要素が両方ある感じのサウンドです。
8. Heart Of Stone
ワイルドなヴォーカル。
ギターも同じくワイルド。
どちらも主張的で個性が強い。
だがそれらは喧嘩をせず、絶妙に成立させています。
それが凄い!!!
9. On The Loose
疾走感のあるハードロックンナンバー。
当作品の中では最も激しい楽曲です。
ストレートでノリノリなサウンド。
ワイルドではあるが、繊細な顔も少し覗かせている感じです。
10. Love Chaser
ずっしりくるサウンドが心地いい。
一つ一つの音に奥深さがあります。
改めてドラマティックな展開が上手いバンドだと思わせてくれました。
おんすきの選曲
・The Final Countdown
・Carrie
・Ninja
選曲の感想
・The Final Countdown
EUROPEの代表曲にして、北欧メタルの名曲。
どこかで一度は聴いたことがあると思われる有名曲、イントロのシンセサイザーが絶品。
このシンセサイザーのメロディが非常に特徴的で直ぐに頭に刻まれます。
初めて聴いた時は圧倒的な完成度と哀愁感に脱帽してしまいました。
そして、「果てしない旅が始まる」という感覚にさせてくれました!!!
Europe - The Final Countdown (Official Video)
・Carrie
溜め息が出るほど美しい幻想的なバラードナンバー。
イントロのキーボードがとにかく素晴らしい!!!
まるでお手本のようなバラードメロディを披露します。
サビでは感動的な盛り上がりを展開し、胸が更に熱くなりました。
北欧のオーロラがイメージのように頭の中で浮かび上がりました。
Europe - Carrie (Official Video)
・Ninja
アップテンポなハードロックナンバー。
メロディアスなギターのリフが素晴らしく、北欧メタルの雰囲気が放出されています。
テンポの良い曲構成になっているため非常に聴きやすいです。
荒々しいギターソロを展開するが、やはり透明感があります。
神秘的な世界を駆け巡るハードで美しい楽曲です。
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以上、EUROPEのThe Final Countdownの感想を記載させていただきました。
ではまた♪