よく、「趣味がないんだよねえ」と悩み、そして趣味を無理にでも探す、と言う人がいますが、果たしてそれは正解と呼べるのでしょうか?

半ば追われたように、孤独感の解消や空いた一日を埋めるように、とりあえず何か(趣味)を探し、「自分には割とこれが合っている気がする」と強制的に思い込み、そこで没頭しているフリをする。

私は人生を謳歌している、と思い込もうとする。

毎日が楽しい、週末が楽しみ、と自らを洗脳する。

それは正解と呼べるものなのでしょうか?

趣味の多さ=楽しい人生に変化する、では決してなく、根本的な意識の改革、それによって、「楽しい人生」になり、「毎日が悪くない!」と思えるのではないでしょうか?

まさにパリピとは、意識の改革、性格を変えることから始まります

楽しいものを必死に探す、ではなく、楽しいことへのアンテナを敏感なものにするということです。

すると気付けば笑顔になれる場所へと自然と足が向かい、知らない間に仲間が増えている、という流れになるのが、「パリピ」なのです。

目次
1.とりあえずランイベントへGO
2.パリピに欠かせないEDMフェス
3.シーズンイベントで盛り上がる!
4.プロのパリピは見た目にもこだわる
5.ただイベントに行くだけじゃダメ!ノリ良くが鉄則!
6.ゴージャスに女子会しよう♪
7.忘れてはならないのがSNS 投稿!

パリピとはどういう意味?

パリピとは、party people(パーティーピープル)を略した言葉です。

正しい英語の発音においては、party(パーティー)という言葉は、「パーリー」となり、people(ピープル)とは「ピーポー」という発音になります。

そのことからパーティーピープルではなく、パーリーピーポーという言葉に略し、そして、「パリピ」という言葉が生まれました。

パリピは2015年「ギャル流行語大賞」で1位に輝くほど流行した言葉であり、今でも10代、20代を中心にしてよく使われています。

では、そのパリピとはどんな意味なのかと申しますと、「人生を謳歌する」人のことであり、とにかくみんなでわいわい騒いで楽しもう! といった人を指します。

イベントやパーティー、クラブなどに率先して足を運び、笑顔で汗を掻く、飲んで笑う、お祭り好き、といった使われ方、意味合いが一般的です。

一般的、と書いたのは年代によって捉え方が少々異なるからです。

10代から20代(前半)では、
・友達と騒ぐこと
・リア充
・楽しい時、嬉しい時、最高の気分の時
・たくさんの人に囲まれた状態でふざけている時

といった、高揚感であり、一種の達成感を抱いている時に多く使われます。

なので、LINE上で、『最高にパリピ!』というのは、「最高に楽しい(嬉しい・幸せ)」といった意味で使用もします。

一方、これが30代以上となると、
・お酒を飲んでうるさく騒ぐ人
・パーティー好きな人
・とにかく軽く、お調子者の人
・チャラい人

といった、少々うがったイメージで解釈されています。

ここでは一般的なパリピの解釈(イベントやパーティーやクラブ好き)を前提のもとに、「パリピっていいよ!」ということをご説明していきます。

それはなぜか?
決して便宜上ではなく、どちらの年代の解釈にしろ、「人生を謳歌している人」ということに変わりはないという考えで間違えないからです。

とにかく人生を楽しむのがパリピ

「楽しんだもん勝ち」
これがパリピの根本的な部分です。

ここで、「人間はひとりで生きているわけじゃないんだぞ!」と嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、この先行きの暗い世の中において、それでも楽しもう! 笑顔でいよう! と思うことは決して悪いことではないとそう思いませんか?

決して表面上の、つまりカラ元気や楽しんでいるフリをしているのではなく、心の底から楽しみ、一日を大切にし、無駄にしないように生きている、のです。

「笑う門には福来たる」「踊らにゃ損損」といった、そういう信念です。

暗い気分、暗い時代の時に暗い顔をするのは誰にでもできることですが、暗い気分、暗い時代の時に明るい顔になれる、って素晴らしいことだと思いませんか?

とても前向きであり、それは決してチャラいことではないと言えませんか?

そんな人になってみたいとそう思いませんか?

楽しみたければ、今の自分に不満を抱いているのならば、不景気を吹き飛ばしたいのなら、社交的な人になりたければ、「パリピになれ!」と力強く宣言します。

パリピになるためにすべき7つのこと

「何だかとても楽しそう」とパリピをその目で見た大半の人はきっとそう思うはずです。

楽しそうではなく、実際に楽しいのです。

ということは、やはり、「楽しくなりたい!」「パリピになりたい!」とそう思いますよね。

ではどのようにすればパリピになれるのか?と、真剣に思い悩んでいるうちはパリピな状態には正直なれません。

今のシビアとも言える生活、性格を変えることはできません。

それでは、「必死になって趣味を探す」と同類になってしまいます。

そういう堅いものでなく、柔らかな考えと、直感的要素を大切にしているのがパリピなのです。

人生を謳歌している(パリピ)人に、「パリピになるにはどうしたらいいですか?」と問いかけたら、きっと笑顔で、「とりあえず遊びに来なよ!!!」とそう言うことでしょう。

とりあえず――それがキーワードです。

そこに「羞恥」も「違和」も「躊躇い」も感じてはいけないのです。

つまりまとめれば、
・ とりあえず動くという気持ちを持つ。
・ 楽しそうな場所だなという直感・感覚に従う。そして思ったのなら足を運ぶ。
・ ノリに任せる。仲間を見習う。
・ これが正解と根拠のない感情を捨てる。(パリピに正解はないです。正解を作っている時点ではパリピにはほど遠いです)
・ 時間をフルに使い、時間を無駄にせず、イベントに顔を出す。
・ 「こんなの自分らしくない」という思いを断ち切る。
・ 笑いたければ“思い切り”笑う。

弾けるなら“思い切り”弾ける。

ということです。

全て心の部分が重要となります。

だからこその自身の改革であり、新しい自分への第一歩となるのです。

1.とりあえずランイベントへGO

「そういう心を持って、あとは直感に任せて行動!」
でご説明を終わらせてもいいのですが、少なくともここを読んでいる方々は、かなりパリピとは離れた生活を送っていると推測できます。

では、少々おとなしめのあなたがまずは「具体的」何をすればいいのか?
いきなりクラブに行く勇気もないし、誘える友人もいないし、夜に行動は何となく怖いイメージがあるし、という方は、まずはランイベントがおすすめです。

ようするに、パリピデビューはランイベントが適している! ということです。

ランイベントとは?

では、その「ランイベント」とはどんなものかと申しますと、これはよくテレビなどで放送されることもあるので、「ああ、あれね」とうなずける方も多いと思います。

正式名称は、「ファンラン」と言い、「fun running」の略称です。

その名の通り、ランニングを楽しむことを目的としています。

2012年にアメリカで発祥したイベントですが、すぐに日本にも上陸してブームとなり、今もその勢いは止まりません。

タイムを競い合ったり、自己ベスト更新のために走るというスポーツ要素の強いマラソンではなく、楽しみながら走ることが目的です。

一緒に走る仲間たちと写真を撮ったり、お揃いのコーディネートで気分を盛り上げたりします。

距離的には3~5キロと短めであり、ランニングが終わった後はDJイベントがあるのが一般的で、唄って踊れるという、「笑顔」を意識した催しです。

「ファンラン」は非日常的な空間を楽しめる! という言う人がいます。

では具体的にはどんな非日常的な楽しい空間があるのでしょう。

カラーラン

ランイベントブームの先駆け的存在のカラーラン。

ランナー(あなた)は真っ白な衣装を身にまとってスタートします。

途中、様々な色のカラーパウダーを全身に浴びせられます。

よってゴールする頃には、全身がある意味アートチックに染まっているというものです。

童心に返る、とはまさにこのこと、といったおすすめランイベントです。

代表的なカラーランは「The Color Run」「COLOR ME RAD」です。

バブルラン

累計10万人以上が参加したというバブルラン。

発症は地中海の楽園と言われるイビサ島。

このイビサ島のひとつの名物となっているのが「泡パーティー」で、それをモチーフに作られたランイベントです。

コース上にバブル(泡)を浴びる箇所がたくさんあり、「夏」というものを強く、心地好く実感できます。

バブルランの日時、会場はWEB上で簡単に検索可能です。

ウォーターラン

参加者全員がウォーターガンを持って、水を掛け合いながら走ります。

途中、水風船などもあり、まさにびしょ濡れ、そしてそれがわくわくとうきうきを発生させてくれます。

ウォーターランもWEB上で検索可能です。

東京や大阪や福岡や名古屋などで開催され、そして沖縄でも開かれます。(2015年度)

このイベントに合わせ、旅行の計画を組み立ててみては?

エレクトリックラン

夕闇に沈む頃合いに、光りと音で彩られた道を走るイベントです。

参加者全員が光るグッズを身につける為、まさに幻想的でロマンチックな光景に包まれます。

エレクトリックランもWEB上で検索可能です。

例えばどんなことにしろ、混んでいるとげんなりしてしまいますよね。

ですが、こういったイベント(パリピが好んで行くイベント)は、「混んでいることさえも楽しむ! 混んでいることさえ楽しい!」がコンセプトなのです。

なので、とっても盛り上がること請け合いです。

以上、有名なランイベントであり、気軽にパリピデビューができるものです。

「とりあえず」行ってみる、これを大切にしてください。

この、「とりあえず」を重視してください。

「とりあえず」行ってみたら、思いのほか楽しかった、のなら、その日を謳歌したことになるのですから。

そんな一日が、かけがえのない思い出になるのですから。

2.パリピに欠かせないEDMフェス

ランイベントで、パリピデビューを果たし、次に向かうのは、まさにパリピの定番、ここを経験しておかないとパリピとは決して言えないというイベントです。

EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)。

野外フェスというほうが馴染みがあるかもしれません。

広大な青い空の下、全身に響く音に包まれ、その目にその耳にその胸に興奮を刻みつけるというイベントです。

EDMに参加する主なアーティストは海外で活躍しています。

まさに「ノリ」を重視したものであり、ソウルで向き合うといったところから、パリピの定番であり、数多くのパリピに支持されています。

Electric Daisy Carnival

Electric Daisy Carnivalは、EDC JAPAN(エレクトリック・デイジー・カーニバル・ジャパン)とも呼ばれています。

Electric Daisy Carnivalは、Tomorrowland、Ultra Music Festival、と並んで、世界3大EDMフェスティバルと言われている大規模なダンスミュージックフェスです。

EDCの本祭はアメリカ、ラスベガスで開催されますが、日本にも上陸し、そこで様々な興奮と喜びを与えてくれています。

WIRED MUSIC FESTIVAL

ナガシマスパーランド(三重県)の特設会場で行われるイベント、ワイアード・ミュージック・フェスティバル。

世界各国から、人気もあり腕もあるDJが集まります。

その熱量を感じたら、まさにEDMフェスの虜になることでしょう。

MUSIC CIRCUS

ミュージックサーカス、これはダンスミュージックフェスティバルという名称でも知られています。

毎年大盛況となるイベント、真夏に開催されることもあり、その熱気は最高潮となります。

YouTubeでフェス模様が閲覧できます。(2017年2月現在)

おそらくそれを見れば、絶対に足を運びたくなりますよ。

これらは当然、ライブであり、料金が発生します。

もちろん交通費もかかることでしょう。

ですが、それでも紹介したことには訳があります。

「一回行ったら、チケット代以上の価値がある、と必ずそう思える!」
という自信があるからです。

それはこれらのイベントが年々さらに盛り上がっていることでも証明されていて、つまり一度行ったら次も必ず行きたくなるのです。

3.シーズンイベントで盛り上がる!

パリピは、とにかく時間の使い方が上手く、そして決して無駄にしません。

先に述べた、「時間をフルに使い、時間を無駄にせず、イベントに顔を出す」という行動を取ります。

それは計画性があるとも言え、そのイベントに向かうための準備から楽しむ、という、言わば人生をエンジョイするコツを知っています。

時間を無駄にすることなく過ごすには、様々なイベントに視野を向けないといけません。

磨かれたそんな「楽しさを見つけるアンテナ」は、一年中、広範囲に渡り電波を飛ばし、キャッチし、そこへ向かいます。

時間を上手く使いたい、決して無駄にしたくない、そう思うのなら、恒例とも言えるシーズンイベントを心の底から楽しむ準備、そしてわくわくする用意をして(弾ける助走を付けて)参加してください。

パリピ絶対条件ハロウィン仮装!

仮装をやってみたい! と密かに思っている人は、その気持ちを大きく膨らませ、是非仮装にチャレンジしてください。

仮装なんて……、とちょっと怪訝さ、羞恥を感じている人は、「一年に一度ぐらいこういう日があってもいいじゃないか!」とそう思ってください。

ハロウィンって変身が許された、今までと違った自分を見せられる、そんな唯一の日なんです。

「おとなしい自分から脱皮したい!」と思って、いきなりド派手なファッションに身を包むのは、今までの自分とは違う恰好をするのは、正直勇気がいりますよね。

友達に何て言われるだろう、両親びっくりしそう、とそう考えてしまいますよね。

だからこそ、そんな人にこそ、ハロウィンってあるんだと思います。

こんな一面もあるんだよー、というアピールできる場なんです。

幼児期に抱いた変身願望を、ここで叶えてみましょう!

仮装といえばディズニーハロウィン

ちょっと前までは、ハロウィンは一部の人のイベントであり、仮装でしたが、ここ最近は、参加(仮装)する人が増え、恥ずかしさは感じないことだと思います。

それでも、「友人がトイレに行ったら外で待っていられない!」みたいな恥ずかしがり屋さんには、ディズニーハロウィンがおすすめです。

園内という閉ざされた空間、そして、決して白い目で見られない雰囲気を持った場所、逆に仮装していなかったら、「勿体ない!」と思われる、それがディズニーハロウィンです。

また、ちょっとした可愛さも残しつつ仮装する、がディズニーハロウィンのいいところです。

血のペイントをハート型にしたり、アニメチックな仮装から始める、というのも手ですし、行きも帰りも着替えを持って行けば、気持ち的にも楽ですよね。

夏は浴衣で、花火大会に夏祭り

とにかくパリピは、「カップルや家族のためだけだったイベント」を、そうじゃなくした立役者とも言え、「お祭りはみんなのためにある!」といったことを証明してくれた存在です。

そういう意味で、「花火大会」や「夏祭り」にも参加してください。

浴衣を着る楽しみ、浴衣を選ぶ楽しみを味わってください。

浴衣って、「今年着る浴衣」と「来年着る浴衣」では違うんです。

かけがえのない~歳という一度しかない特別な年を、特別な浴衣で楽しみましょう。

夏は他にも、海やナイトプールが!

ここまで書いてきたら、「季節イベント」について分かってきたかと思いますが、幼い頃、「行きたいっ!」と思った場所へ足を運ぶのがパリピです。

ですが、子どもの頃と違うのは、両親におねだりしなくても行こうと思えばいつでも行けるというところです。

お気に入りの水着を買って、ちょっと男性から羨望の眼差しを向けられるようなそんなデザインのものを買って、海やナイトプールに出かけましょう。

見られるということは、気が引き締まるということなので、結果、プロポーションが良くなりますよ。

冬は遠出でウィンタースポーツ!

遠出と行っても今は格安ツアーがたくさんあります。

スキーにスノボに、冬を気軽に楽しみましょう。

まだスキーやスノボの経験がないという方はレンタルでも構いません。

優しい眼差しの日焼けしたコーチのもと、スキーやスノボを習うって、ちょっとときめきを感じませんか?

年末はカウントダウンイベント

ただでさえ盛り上がる新年を迎える瞬間。

これは人が多ければなお盛り上がります。

始まりを盛大にする、これって初詣より運気が上がりそうですよね。

このように、「ただ寒いだけ」「ただ暑いだけ」「あと何日で今年も終わる」といった淡々とした日々が、ちょっとした意識の持ち方で、がらりと別のものに変わるんです。

それが、そうしちゃうのが、パリピです。

4.プロのパリピは見た目にもこだわる

プロ、なーんて言い方は、おそらく、「うけるー。プロじゃないし。ただ楽しんでるだけだし!」とパリピの方なら言うでしょう。

なので、ここで言うプロは、「楽しんでるプロ」と思ってください。

人から、「本当に楽しそう!」と必ず思われる、それがパリピのプロフェッショナルと思ってください。

パリピに堅いマニュアルはなく、ここも気持ちが大事、ということです。

ある程度パリピ暮らしに慣れてからでも構いませんし、まずは恰好からでも構いません。

楽しむプロの身なり、見た目になりましょう。

メイクはちょっと派手目に

女性に生まれたことを背一杯楽しむのがパリピです。

メイクを面倒だ、とは決して思わず、メイクすることを楽しんでいるんです。

ノーメイクだと恥ずかしいということでメイクをするのではなく、変身したいから、目立ちたいから、可愛くいたいから、という意識を持って化粧をしているんです。

そんな気持ちでメイクしましょう。

そしてそして、少し派手、そのぐらいが丁度いいと言えますし、それがパリピとも言えます。

イベントでは基本露出高めで

パリピは基本露出高めです。

それは男性の目を気にするというよりは、今を楽しもうと思った結果の恰好なんです。

「胸元がばっちり開いたもの」「肩を露出したもの」「短いスカート」「身体のラインが分かるコーデ」――これら全て、今という時代、年齢、自分を楽しむことに繋がっているんです。

つまり露出高めがパリピではなく、楽しもうと思うのなら露出高めが基本でしょ! まだまだ行けるっしょ! 行かなきゃ駄目っしょ! という感じなのです。

せめて週末だけでもトリップしましょう。

シャウトしましょう。

違う自分に会いましょう。

仮装は意外と本格的

一昔前、「本気はダサイ」なんて言われてしまう時代がありました。

「何、あいつ熱くなってんの?」と。

つまり、冷めているぐらいが丁度いいと。

でもそれは違うんじゃね? という反論を抱いたのがパリピと言えます。

やるなら本気!

それってはっきり言って恰好いいですよね。

だからもちろん仮装も本気です。

絶対に一番目立ってやる! みんなを驚かせてやる! という気合いがあります。

ということで、どうせやるなら、どうせイベントに行くのなら、絶対本気に限ります。

具体的に言えば、カラコンを入れちゃえ、つま先、指先まで気を配っちゃえ、ということになります。

すばり言います。

中途半端な仮装は逆に恥ずかしいですよ。

髪型も盛ってオシャレに!

盛って盛って盛り上がろう! そんな髪型にしましょう。

盛った分だけ幸せになれる、ぐらいのそんな気持ちで。

蛇足ですが、男性に不人気なお団子ヘア。

あれは見た目よりも、何か手抜きの感があって嫌いという意見が多いです。

せっかくのデートなんだから、せっかくのイベントなんだから、それじゃないでしょ、というものです。

だからパリピは盛りまくる、手を掛ける、それを忘れないように!

恰好にこだわるということは、仲間を呼ぶことに繋がります。

「あ、パリピじゃん!」と。

「楽しもうとする同士じゃん!」と。

すると必然的に、同じ気持ちの人が集まってきます。

仲間を呼ぶんです。

すると仲間が仲間をまた呼んで来てくれるんです。

笑顔が笑顔を連れて来る、そうも言えます。

仲間が増えれば、情報伝達がスムーズになり、よって行く場所も増え、結果、楽しさにさらに勢いが付いてくるのです。

5.ただイベントに行くだけじゃダメ!ノリ良くが鉄則!

しぶしぶイベントに行く、あるいはしぶしぶパリピな恰好をする、つまり無理をする――それじゃいけないのはもうお分かりですよね。

パリピって助走を付けて勢いよくダッシュします。

パリピって楽しそうにスキップします。

パリピって両手を挙げてくるりと回ります。

もちろんこれは気持ちの比喩です。

ノリに素直に従う、これがとても大切なんです。

逆に言えば、イベントに行かなくとも恰好が普通でも、ノリが良ければ十分パリピしてるって言われるっていうことです。

初心者は友達と参加者

上記で紹介した様々なイベント、また他にも日本最大級のクラブ「ageHa」、昨年12月にオープンした「DiA tokyo 」など、これらに参加、あるいは来店するのなら、友達を誘いましょう。

もし、友達に誘われたなら、そこはノリで是非参加し、また、もし友達を誘って断られたのなら、ジモティーなどで「友達募集」をしているので、そこに声をかけましょう。

とにかくじっとしていては何も変わらないのですから。

勢いに圧倒されない!グイグイいこう

派手な恰好、大きな歓声に身振り手振り、胸に響く重低音、これらに圧倒されないでください。

正確に言えば、「引かない」でください。

きっとじっと周りのパリピを観察していれば、そこに、「おかしみ」が生まれます。

「何か凄いなあー」と。

その「おかしみ」を大切にして、乗り遅れるな! とばかりに自分も身体を動かしましょう。

心を解放しましょう。

日々のストレスを吐き出すように、ぐいぐいと前へ前へ! です。

とりあえず動く!声を出す!

社交ダンス大会でもなければ、合唱コンクールでもないです。

パリピが好むイベントでありお店は、言わば、「はしゃぎ大会」なのです。

はしゃぐこと、すなわち動くこと、声を出すこと、それが主となります。

最初は、「無理に動く、声を出す」といった状態でも、やがて、それが楽しくなっている自分に気付く、と強く言い切れます。

ノリで知らない人と絡む!

声をかけられることも、声をかけることも、躊躇わないでください。

不信感はいらないです。

自分を大事にしすぎる人たちは、警戒心の強すぎる人たちは、とても魅力のない生活を送っていると、そう思いませんか。

いざとなったら、困ったことになったのなら、交番へGO! そういうノリがパリピです。

コミュニティを広げよう

これは広げようと思わなくても、楽しめば、楽しもうという行動を取れば、自然と楽しもうという意志を持った仲間が寄ってきてくれます。

もっと言えば、「楽しもう!」としている人が簡単に見極められ、あとはノリで会話を交わすだけです。

6.ゴージャスに女子会しよう♪

下ネタ、仕事関係や男性関係の悩み、愚痴、と何でも話せちゃう女子会。

ですが、一般的な居酒屋で女子会をやると、それらの話題はただおっさん臭く、若さがなく、あるいはしんみりとした雰囲気になりがちです。

場所でその話す内容が変わってくる、と言えます。

だからパリピの女子会は、派手であり、爽快感と充実感があるものを好みます。

補足すれば、のちのち誰かに、「この前ね、~~で女子会やったんだよね~」と話題作りになる、そんな女子会を開きます。

「え? 詳しく!」
「それって凄くない?」
こんな優越感を抱ける声に囲まれたいのなら、パリピはやっぱりゴージャス女子会に限ります!

リムジン女子会

高級リムジンを貸し切り、そこでの女子会。

相当、玉の輿、いや、玉の輿に乗っても、リムジンに乗る機会って人生のうちでないのではないでしょうか?
だから乗りましょう、リムジンに。

希望の場所までリムジンが迎えに来てくれます。

どうせなら人が多いところに呼び出し、様々な羨ましそうな視線を浴びながらセレブ気分を味わいましょう。

綺麗な夜景を流し見ながらわいわいがやがや盛り上がり、彩られたネオンの前で記念撮影。

リムジンは8名は乗れるはずですので、たとえばリムジンの貸し切りが4万ほどだったとしても、ひとり5千円だせば、セレブリティーな気分に浸れちゃいますよ。

ラブホ女子会

ラブホはアミューズメントパーク化してるところも多く、また、「女子会予約」を受け付けているところも多数あります。

日帰りもよし、宿泊もよし、そして何だかんだで値段が居酒屋にいるより安くなるというのも魅力です。

疲れたら酔っ払ったらベッドで横になる、シャワーを浴びる、もいいです。

カラオケだってゲームだってできちゃいます。

家飲みのようなくつろぎ、でもとっておきの特別感。

じっくり話したいのなら、本当の意味での個室、これに限ります!

クルージング女子会

リムジン女子会が陸のセレブならば、海のセレブはクルージング女子会でしょう。

ドラマのような、映画のような、あのゴージャスな気分を味わえます。

人数にも寄りますが、安いところですと、ひとり8000円ほどで貸し切ることが可能です。

なので女子会はもちろん、誰かの記念日、そして結婚式の二次会などにも、幅広く活用できます。

このようにパリピって人が羨むような場所に行くんです。

そのことも頭に入れておいてくださいね。

7.忘れてはならないのがSNS 投稿!

さまざまなイベントを楽しんだら、もちろんSNS投稿が基本です。

先に書いたように、イベント当日はもちろんのこと、その前から気分が盛り上がる生き方をするのがパリピなんです。

そして、イベントが終わった後でさえも、「まだまだ楽しんじゃうもんね!」ということをします。

それが大切であり、SNS投稿であり、思い出をしっかりと刻むことなんです。

イベント行ったらSNS 自慢♪

「自慢」というのは語弊があるかもしれませんが、まあ自慢です(笑)。

こんなに楽しかったよー、というアピールをしましょう。

でもその「自慢」は決して嫌味なものではなく、誰かがその投稿を見て、「私もしてみたい!」とそう思える、そんな素敵なことなんです。

笑顔を繋げて行く、そんな感覚で投稿しましょう。

ひいてはそれは、暗い日本の景気回復にも関係してくるのですから!

投稿前の加工は絶対!

ただ投稿したら面白くない、それがパリピの発想であり、素晴らしいところです。

たっぷりと可愛く、あるいはおかしく加工して投稿しましょう。

SNS投稿って面倒と思えば、割と面倒な作業ですよね。

その面倒さを無くすように行動することは、感じないように行動することは、まさに人生を謳歌していることなんです。

Twitterで写真付きツイート

Twitterは基本、文字だけでなく、写真付きで。

だって、「文字だけじゃ決して伝わらない楽しさ」を経験しているんですから。

Instagramも欠かさずに

時代的に言えば、今一番勢いがあるInstagram。

こちらも欠かさずに。

アルバムを捲る時って、ちょっと寂しい気分の時が多いですよね。

「ああ、こんな時代もあったな」「懐かしいなあ……」と。

そういう寂しさはいらないんです。

常にアップすることにより、目を向けることにより、前が、明るい未来が見えてくるんです。

ムービーを作るのもヨシ!

ムービーを真剣に作ってみるというのも、思い出をより明確にする良い方法です。

またこういう技術は様々な面でとても役立つので、普段はムービーを作らない人も挑戦してみてください。

パリピになるにはとにかくアクティブに!

時々、勘違いする人がいますが、パリピって、「自分が良ければそれでいい」と考えている人たちのことじゃないです。

マナーを守り、ルールにのっとり、騒いでもいい場所で、はしゃいでもいい場所で、背一杯に楽しむ人たちのことです。

静かにすることが義務づけられたそういう場所で大声を出しているわけじゃないんです。

他人に迷惑をかける行動をしているわけじゃないんです。

つまり、自分勝手な、自分しか見えていないDQNではない、とそう言い切れます。

「楽しんだもん勝ち」がパリピで、「自分だけ楽しければいい」がDQNです。

もしそうじゃない、という人がいるのならば、きっと仲間は次第に消えていく、とそうも言えます。

パリピ――アクティブに動き、人生を謳歌する。

楽しいことって待つものじゃなく、こちらから向かって手に入れるものなんです。