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吉村大阪市長の名前で恫喝? サイドビジネス府議

毎日放送 3/17(金) 19:33配信

 大阪維新の会の府議会議員が設置が決まっていた保育所の計画を潰したのではないかとされる問題で、松井代表は府議を処分する考えを明らかにしました。

 大阪維新の会に所属する徳村聡大阪府議(43)は、サイドビジネスとして先月から鶴見区で薬局の経営を始めています。この薬局が入る建物は、元々保育所の設置が決まっていましたが、徳村府議が建物のオーナーに働きかけ計画を潰した疑いが浮上し、さらに取引業者に対する数々の暴言も明らかになっています。

 「あんたがこの流れを作ったんや、わかっていますか。その責任はどないなってんねん一体。いかなる行政の指導なしではやっていかれへんねん」(徳村府議)

 こうした暴言の続きに、徳村府議は大阪市の吉村洋文市長の名を挙げていることが新たにわかりました。

 「私、顧問弁護士が吉村洋文さん、大阪市長。ちょっと相談を半分かけています。その上で御社に対する一連の損害賠償請求にあたると思う」(徳村府議)

 市長の名前を挙げたことについて徳村府議は…。

 Q.なぜ吉村市長の名前を挙げたのか?
 「今僕ちょっと記憶がないので…弁護士の先生と相談して返事します」(徳村聡大阪府議)

 徳村府議は今年1月、知人の医師を殴ったとして書類送検されましたが、この医師に送ったメールを同時に吉村市長にも送っていて、後ろ盾があるようにみせた可能性があります。吉村市長は自分の法律事務所が薬局の顧問をしているとしながらも…

 「当然事前に僕の許可もなく(メールの)CCで入っていたので、『代理人でもないので、そういうことはやめてください』と徳村府議に言いました」(大阪市 吉村洋文市長)

 一方、維新の会の松井代表は、、徳村府議が以前保育園を運営していたのに待機児童問題への認識が薄いとして、処分する考えを明らかにしました。

 「今の大阪の待機児童の状況をみれば、彼も保育園を経営していたのでよくわかっていると思う。政治家としての彼の資質の部分について処分対象になる」(大阪維新の会 松井一郎代表)

 松井代表は党の党紀委員会で処分を決めるとしています。

毎日放送

最終更新:3/17(金) 20:04

毎日放送

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