私が先日実家に帰り自室の掃除をしていると、約8年前に大学受験をしていた頃の書き込みされた参考書やノート、赤本などが沢山見つかり、当時の事を思い出しながら懐かしんでいたのですが、ふと「この赤本や参考書って売れるんじゃないのかな?」と思い調べてみる事に。
大学受験をした経験のある人なら分かると思いますが、記入された参考書ならまだしも、赤本って何年分持っていても解き続けられるので需要があるのですが、中古の赤本買取情報を調べて見るとなんとも驚きの結果が見えてきたのです。
赤本とはそもそも何なのか
大学受験の経験がある人でなければ「赤本ってそもそも何?」と思うかもしれませんので、まずは赤本について解説していきましょう。
大学受験は大きく分けて、ほぼ全ての受験生が受ける「センター試験」と私大や国立大学がそれぞれ独自に問題を作成する「一般入試」の2種類があります。
その中で、センター試験は「教科科目第一委員会」に所属する国公私立の大学教員などを中心とした約400人が問題を作成しているのに対して、一般入試はそれぞれの大学の教授達が作成する為、毎年問題の出題傾向が似ていて同じような問題が出る可能性が高いんです。
その為、どうしても合格したい受験生は志望校の試験問題を3~4年分、本気度が高い人は10年分近く解いて傾向を把握した上で受験に臨むというのが一般的になっているんです。
試験の傾向さえ掴んでおけば、事前に配点の高い問題がどんなものか分かった上で試験に臨めるので、過去問を解いていない受験生と比べたら何歩もリードした状態からスタート出来ます。
そこで使う過去問がいわゆる「赤本」と呼ばれているもので、これは「世界思想社教学社」という出版社が販売している大学入試過去問題集のカバーが赤い事から「赤本」と呼ばれるようになったんです。
実は大学入試の過去問題は他の出版社からも販売されており、他社のカバーは赤色ではない為、「青本」や「黒本」と呼ばれる過去問題集も存在しますが、受験生の多くが使用しているのは赤本ですね。
赤本は1冊でその大学の数年分の試験問題(英語・国語・数学など)と答えが掲載されているだけではなく、合格最低点や採点、解き方なども書かれているので、参考書としても優秀なのです。
赤本はそれなりの値段で買取してくれる
そんな赤本ですが、受験生は何年分も解きたい一方で赤本の値段は1冊約2,000円とそれなりの高額であり、予備校費用や受験料、入学費用など多額の金額がかかってくる大学受験ですので、赤本や参考書って結構先輩から引き継いだり中古のものを購入したりするケースって多いんです。
その為、ブックオフ等の古本屋で売られていたり、赤本や参考書専門の買取業者が存在するくらいで、中古であってもそれなりの値段で買取をしてくれるんです。
中古の女子大の赤本は高値で取引されているという噂が・・・?
「赤本はそれなりの値段で買取してくれる」という事で、それならどこで売れば一番高く買い取ってもらえるのかな?と調べていたのですが、そういえば以前知り合いにこんな事を言われたのを思い出しました。
「お茶の水女子大や青短(青山学院女子短期大学)の赤本って高く売れるらしいぜ」
当然の事ながら、大学の中には人気の大学とそうではない大学があって、例えばですが誰もが知っている「早稲田大学・慶応大学・上智大学」などは多くの学生達が目指す為、赤本の出版数や市場に出回る数も必然的に多くなります。
それ以外にも「March」と呼ばれている「明治大学・青山大学・立教大学・中央大学・法政大学」などの有名人気大学などもあり、そういった大学の赤本は業者側も売りやすいので、買取額も当然高くなるのです。
しかし、そういった「市場に出回る数が多いから」という理由で高値になる訳ではなく、「コアなファンがいる事で高値になる赤本」というものも実は存在するようなのです・・・。
中古の女子大の赤本がいくらくらいで取引されているか調べてみる
さて、噂が本当なのかどうかを実際に調べてみました。
まず、中古の赤本はどこで売られているのか?という点から調べてみたのですが「Amazon」や「メルカリ」などで普通に売られている模様。
この二つでどれくらいの値段で取引されているのかを調査してみました。
女子大の赤本の取引価格が異常過ぎる
赤本の買取価格を調べる上で、まず最初に女子大ではなく人気大学の赤本取引価格を調べてみましょう。
この記事を書いている日付が2017年3月13日ですので、中古赤本の最新版は2016年度入試のものとなります。
それでですね、やはり人気大学と言えば「早稲田大学」を思い浮かべてしまうのですが、早稲田大学理工学部の2016年度の赤本の取引価格が以下になります。
定価2,000円の赤本で中古最安値が「507円」となっていますので、古本の取引価格相場と考えればちょうど良いくらいではないでしょうか。
続いて私が思い浮かべる人気大学「慶應大学」の経済学部2016年度の赤本の取引価格が以下になります。
こちらも最安値が「636円」となっているので、普通の古本の取引価格と考えれば妥当に思えます。
ここから女子大の赤本の取引価格を紹介していますが、正直早稲田、慶應の赤本の取引価格とは比べ物にならないくらいで驚いてしまいます・・・。
まず、人気の女子大として私が思い浮かべる大学が「御茶ノ水女子大学」なのですが、御茶ノ水女子大学の2011年度の赤本の取引価格が以下になります。
最安値が4,554円だと・・・!?
確かに2011年度ですので、もうそもそも手に入りにくいものなのかもしれないせいで高値に吊り上がっているのかもしれません。
では、続いて私が思い浮かべる人気の女子大学「甲南女子大学」の2016年度の取引価格を見てみましょう。
一番安いやつでも4,880円!!これ2016年度のもので別に今からでも新品を2,000円で購入する事も可能なはずですよ!?
驚いた気持ちを隠しつつ、私の知人に「青山女子短期大学」に通っていた子がいるのですが、一応そちらの赤本も調べてみる事に。
平均価格が1万円!!
噂通り女子大の赤本は想像以上の高値で取引されている事が分かりましたが、何故こんな事が起きているのでしょうか?
女子大の赤本は現役高校生、もしくは浪人生の「女子」しか触らない
全ての女子大の赤本が高額で取引されているという訳ではないようですが、共学の大学の赤本よりはほぼ確実に高値で取引されているようです。
この理由を考察してみたのですが、女子大の赤本って現役高校生、もしくは浪人生の「女子」しか触る機会のない本なんですよ。
今や少女漫画だって男性が読む時代ですので、確かに「女子」しか触らないって本ってなかなか無いですよね・・・。
そういう背景がなければ定価2,000円で購入可能な本を5,000円近くで購入するような人なんているはずないですし、その様な目に見えない「価値」が女子大の赤本にはあるのではないでしょうか。
赤本は処分するのではなく高く売ってしまおう!
ここからは「赤本を高く売る為にはどうしたら良いのか?」について詳しく解説していきましょう。
赤本はページ数がとても多い為、家に置いておくにも場所を取りますし、受験が終わったらすぐにでも処分したいという人が多いのではと思います。
塾や予備校に通っていた人は参考書と一緒に寄付してしまう場合もあるでしょうが、せっかくですからお金に替えてしまった方が得です。
赤本をどこで売るのがベストなのかについて考えていきましょう。
古本業者(ブックオフ等)で売るのはおすすめ出来ない
「古本を買い取ってくれる場所」と考えると真っ先にブックオフ等の古本業者を思い浮かべる人が多いでしょうが、確かに参考書や赤本も取り扱っている一方で、買取価格は非常に安いです。
そもそも古本業者の販売戦略が「安く買い取って安く売る」という薄利多売方式を取っていますので、人気コミックですら数十円でしか買い取ってくれないですから、赤本や参考書なんて「値段すらつかない」という査定価格ばかりになってしまいます。
定価の30%近くで買い取ってくれる赤本買取専門業者がある
赤本の買取価格を調べていなければ一生知る事は無かったかもしれませんが、「赤本や参考書専門の買取業者」が存在するんです。
「学参プラザ」という大学受験の参考書や赤本の買取専門業者で、定価保証が付いていて初版から1年以内のものなら定価の15%以上で買い取ってくれるんです。
もちろん、大学の人気度などによって高値が付いたりする場合もあり、最新版の赤本なら最低400円以上で買い取ってくれる保証もあり、受験が終わってまとめて全て売ってしまいたいならここがベストなのかなと感じました。
何故だか赤本はネットオークションでは値が付かない?
Amazonであれ程高値で取引されている訳ですから、ネットオークションが一番高く売れるのでは?と思ったのですが、何故だか赤本はネットオークションではあまり値が付いていません。
これは何でなのかと考えると、こういった女子大の赤本が高値で売れるという事を知って転売を繰り返している人達が存在するからなのでは?と思います。
その点、赤本買取専門の業者が販売している赤本ならば、おそらく現役の女子高生や浪人生が売却している可能性があるので高値が付くのではないでしょうか。
Amazonのマーケットプレイスで赤本を出品するのもアリだけど
Amazonで赤本が高値で取引されているのは分かりましたが、実は個人でAmazonに出品する事も出来ます。
個人で出品する仕組みを「Amazonマーケットプレイス」というのですが、これの欠点が「買い手が付くまでお金が入ってこない」事です。
受験終わりで赤本や参考書は大量にあると思いますが、一気に送ってすぐにお金に替えたい人には上記で紹介した「学参プラザ」で売ってしまった方が良いのかなとは思います。
個人でAmazonに出品したい場合は「Amazonマーケットプレイスへの出品(Amazon公式サイト内)」をご覧になってください。
赤本を捨ててしまうのはもったいないのでせっかくなら売りましょう
大学受験後にすぐに処分方法に困って捨ててしまう人も多いでしょうが、せっかくそれなりの価格で買い取ってくれる業者がいますので、参考書も赤本もまとめて売ってしまいましょう。
人気の女子大を目指していた人ならば、Amazonに出品するのもひとつの手かもしれません。
自宅に大量の赤本があって処分するか悩んでいる人の役に立てれば嬉しいです。
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