「京都暮らし」で想像するひとつの形に、鴨川の風景がある暮らし、というのがあると思います。
川を見ていると心のもやっとした部分がクリアになるような気がする。わたしはこの風景が大好き。
今日紹介するお部屋はそんな鴨川から徒歩三分。晴れの日も雨の日も川の風景に寄り添って生きていける。
さっそく間取り図を見ていきましょう！

キッチン込みの10帖なので、少し小さいのかな。けれども土間があって、天窓があって。
この土間がすごくいいからちょっと見てみて！

ここには何を置こうかな。やっぱり自転車なのかなー。
京都は、自転車ひとつあればどこにでもいけちゃうもんね。
これからの季節だと、鴨川沿いの桜を見ながら川辺を自転車で走るのが最高に気持ちいい。
天窓から入る光も愛らしいなあ。

中に入っていきましょう。
この床、たまらないよね……！ すっごく気持ち良さそう……。
他に少し気になるところがあったとしても、この床があれば全て許せちゃう。

構造が見えるのいいですね。梁を眺めながら眠るのかな。
高いところにある小窓もいい。
梁自体はそこまで高くなさそうだから、何か吊るせそうですね。
ドライフラワーを吊るしてナチュラルに。あるいは絵を吊るしてアーティスティックに。
これは、マンションにはない愛ですね。

キッチンは潔い。
収納がないことだし自分で用意しようかな！
このお部屋なら、アンティークで小さな棚がとっても似合いそうだと思いませんか。
はー、想像するだけで楽しくなってきた。
潔いんだけど、換気扇は古い家にあるような壁掛けのものではなくて、新しくてしっかりしてるってのが締まりますね。

トイレはこれじゃなくて、新品に交換してくれるんですって。
お風呂の写真は近日中に元のサイトに追加されるみたいなので、気になった方はそっちをチェックしてみてね！
新しくなるのかなあ〜。ひゃー楽しみ！

リノベ物件と聞くと内装を全て新しくするのも多いけど、
わたしはこんなふうに、しっかりと古さを残したものが好きなんですよね。超タイプだ。
前の人がどういうふうに住んでいたか、想像する余白が残っているのがいいんです。

それからもう一つ素敵だなと思ったことを。
鴨川から家に向かう道を入るとこういうふうに山が見えます。
これは「五山の送り火」で有名な大文字山なんですね。
写真ではわかりづらいけど、実際には「大」という文字がくっきり見えます。
これがまた、季節によって色々な顔をするんだよなあ。

鴨川と大文字山と。
京都らしさをぎゅっと抱きしめる。

最寄駅は神宮丸太町だけど、出町柳までは歩いても15分くらいです。
京阪特急でビューンと大阪に通勤なんてのもありじゃないでしょうか。始発なので座れますよ！