倉富竜太
2017年3月8日17時42分
たばこの火の不始末で火災を起こし、上の階の住人女性を死亡させたとして、福岡県警は8日、福岡県久留米市野中町の無職島秀次容疑者(62)を重過失失火と重過失致死の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
久留米署によると、島容疑者は昨年11月19日午後11時過ぎ、2階建てアパートの1階自宅で喫煙し、たばこの火を消さないまま灰皿に放置して就寝。翌20日午前0時ごろ、たばこの火がこたつ布団に燃え移り、自室の約52平方メートルを全焼させ、2階に住んでいた看護師の城田雅美さん(当時34)を一酸化炭素中毒で死亡させた疑いがある。
署は取材に対し、「あくまで故意にたばこを放置したわけではないが、人が亡くなったという結果は重大で、重過失があったとみて逮捕に踏み切った」と説明している。(倉富竜太)
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朝日新聞社会部