1歳の娘にインシュリン投与か 元准看護師の母親逮捕へ 大阪

1歳の娘にインシュリン投与か 元准看護師の母親逮捕へ 大阪
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去年7月、大阪・高槻市の病院に入院していた当時1歳の女の子が突然、けいれんを起こし、一時、意識がもうろうとなっていたことがわかり、警察は、付き添っていた元准看護師の母親が糖尿病の患者の治療に使われるインシュリンを投与した疑いがあるとして、傷害の疑いで逮捕する方針です。
捜査関係者によりますと、去年7月、大阪・高槻市の病院に入院していた当時1歳の女の子が突然、けいれんを起こし、一時、意識がもうろうとなりました。

女の子は、その後、回復しましたが、血糖値が急激に下がっていたことが分かり、通報を受けた警察が調べた結果、付き添っていた元准看護師の20代の母親が、糖尿病の患者の治療に使われるインシュリンを複数回投与した疑いがあることがわかったということです。

インシュリンは血糖値を下げる効果があり、必要がない人に投与すると、低血糖の症状が出て、意識を失ったり、死亡したりするおそれがあります。

警察は傷害の疑いで母親を逮捕する方針で、インシュリンをどのように入手したかや、投与するまでのいきさつについて捜査を進めることにしています。