ローマカトリック教会のフランシスコ教皇が信者に対し、スマートフォンをチェックするのと同じくらいの頻度で聖書の言葉にも目を向けるよう呼びかけた。
フランシスコ教皇は3月5日、毎週日曜に行う「お告げの祈り」の後、バチカンのサンピエトロ広場に集まった信者らに対し、日々の生活の中でスマートフォンと同じように聖書を活用するよう促し、次のように語りかけた。「考えてみてください。もし私たちが、聖書を忘れたら取りに帰り、1日にもっと何度も聖書を開き、スマートフォンのメッセージと同じように聖書に書かれている神の言葉に目を向けるようになったらどうなるかということを」
Twitterで毎日のようにメッセージを発信するなど、信者とのつながりにソーシャルメディアを積極的に活用しているフランシスコ教皇。今回のメッセージはそうした意味でひねりの効いた内容となった。
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