角田要
2017年2月27日23時04分
熊本県内を走るJR九州の新しい観光列車「かわせみ やませみ」の車両が27日、北九州市の小倉総合車両センターで報道陣に公開された。内装には地元の木材を使い、球磨焼酎が楽しめるバーコーナーもある。3月4日から熊本―人吉間を1日3往復し、熊本地震の復興に一役買う期待がかかる。
天井や床、イス、テーブル、ベンチシート、照明の飾りにヒノキや杉をふんだんに使った車内は木の香りがただよう。季節ごとに各種の球磨焼酎が味わえるコーナーがあり、おつまみや特製弁当、ケーキなども車内販売する。
JR九州の青柳俊彦社長は「熊本の復興の象徴となるように、地元の思いも込めた列車ができた」と話した。料金は、熊本―人吉で指定席を利用すれば大人片道3270円。
28日には博多駅在来線ホームで、午後2時50分~3時10分ごろに一般向けのお披露目会がある。(角田要)
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