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■「氣志團」の綾小路翔さんにとっての父親とは

 男なら泣くな、と父に言われて育ちました。上級生に殴られるより父のほうが怖かったから、外で泣いたことはなかったです。言葉遣いにも厳しくて、今でも僕、敬語でしゃべるほうがスムーズだったりします。

 父は岩手県の高校時代、サッカー部に所属し、全国選手権で準優勝。実業団チームでもプレーしていたんですよ。

 小学4年の時、僕がいたサッカーチームのコーチになりました。だらしないプレーをしたら、僕を筆頭によその子もひっぱたいて叱る。かと思えば「たばこ取って」と子どもたちに頼み、だれかがお尻のそばにあった箱を取ろうとすると、ブーッとおならしたりもする。「厳しいけれどおもしろいコーチ」として好かれていたと思います。

 僕は中学でもサッカー部に入り…

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