これから社会人になるあなたが”今すぐ”銀行口座を閉鎖した方が良い理由
2017年02月15日更新
「お金は何のためにあるか?」
もしもあなたがこんな質問をされたら、どのような回答をするでしょうか。幾つかの回答が考えられますが、ほとんどの人は「貯めるもの」か「使うもの」と答えるでしょう。ですが、実は選択肢はそれだけではありません。
日本人の9割が気付いていない「お金を貯める」という行為の愚かさ
「将来のためにお金を貯める」というのは、多くの人が小さい頃から教えられてきたことと思います。しかし、それって本当に正しいのでしょうか。
10代や20代前半のうちは、自分の能力を高めるために、たくさんのお金を使った方が良いと言われています。それは、お金を使うことによって、将来的に必要な「知識」や「経験」が手に入るからです。
しかし、銀行預金をやめた方が良い理由は、それだけではありません。
「賢い人は銀行預金をやめている」
そう語るのは、セゾン投信株式会社代表の中野晴啓氏。これには明確な理由があります。
メガバンクに貯金をしていても、利息はせいぜい0.02%ほどです。定期預金の場合はもう少し上がりますが、それでも0.03~0.05%です。つまり、100万円を満期まで預けたとしても、たったの300円~500円しか利子がつかないのです。
土日や深夜にコンビニのATMでお金を引き出したら、数百円の手数料がかかるので、それで終わりです。
◇参考書籍:預金バカ
先進国の中でも日本は遅れている
では、銀行に貯め込んでいるお金をどうするべきなのでしょうか。勘のいい人はもう気付いているかもしれませんが「投資をする」が正解です。
投資と聞くと多くの人が「難しそう」とか「大損しそう」と感じて、距離を置く傾向にあります。日本人はいわゆる安定志向が強いので、できるだけリスクを避けたいという意識があるのです。
新興国の人は預貯金などしていない
こちらは日本証券業協会のデータを引用したものです。上記の表を見て分かる通り、日本人の保有している財産と呼ばれるもののほとんどが預貯金です。
住宅などを財産とする見方もありますが、日本人は圧倒的に「銀行にお金を預けておくのが好き」な人種なのです。
それに対してこちらは日本証券経済研究所からの引用データです。アメリカにおける、株式保有世帯数と保有率です。実に半分以上の世帯で何かしらの株を所有していることが見て取れます。
それだけ多くのお金を企業に流すことにより、社会の発展する速度が早くなり、良いものがたくさん作られ、人の雇用を生み出し、経済が循環する。そうした積み重なりがあって、アメリカという世界最大の経済大国が成り立っているのです。
日本のように、お金を眠らせて貯め込んでいるだけでは、経済の発展速度が遅くなるばかりなのです。
自分のお金に「働いてこい」と命じる
とはいえ、日本にも株式会社はたくさんあります。そうした会社は、自分の会社に投資をしてくれる人がいるから成立しています。
そして、会社に投資をするということは、会社が利益をあげた時には、自分にその恩恵が返ってくるということです。それは、銀行預金で得られる0.1%以下の利息などとは比べ物にならない可能性を秘めています。
若い人ほど今すぐ貯金をやめるべき
現実問題として、投資信託や外貨の積立などをコツコツとおこなっている人は、年間で5%~7%の利回りでお金を増やしています。以下を見ていただければ、その差は歴然です。
◇銀行預金:年利0.02%
100万円を1年預けたら1,000,200円になる
◇投資信託:想定利回り5%
100万円を1年間運用したら、1,050,000円になる
そして、頭の良い人は既に気付いているかもしれませんが、「若いうちに始めた方が圧倒的に得」ということを覚えておきましょう。時間を味方につけ、複利効果でどんどんお金を増やすことが可能だからです。
お金に踊らされるか?お金を働かせるか?
銀行にお金を預けていることは、悪いことではありませんが、ハッキリ言って「もったいない」の一言に尽きます。働いてくれるはずのお金を、ただただ寝かせているだけなのですから。
今の日本には、便利な投資の仕組みがたくさん出てきています。株式や債権のシステムを理解せずとも、日本中や世界中の企業やお金に投資をすることができるのです。
代表的なところで言うと、投資信託の「セゾン投信」や「ひふみ投信」などです。さらに、ここ最近で急激に利用者数を伸ばしている「THEO」や「ウェルスナビ」なども有名です。
日本の人口は減り続けているのに対して、世界の人口は増え続けています。上記で紹介した投資商品は、いずれも伸びしろのある「世界」や、もしくは厳選した日本の成長企業に投資している商品です。
最後にもう一度だけ問います。あなたは銀行という巨大な組織に操られ、お金に踊らされているままですか?それとも、自らの意思でお金を働かせますか?
日本にはまだまだ投資が浸透していません。若い人を中心に投資に興味を持ち始めている人は増えていますが、それでもまだまだです。
「金は天下の周り物」という言葉がありますが、自分にとっても社会にとっても、お金は循環させる方が良いのです。