経営再建中の東芝は14日、米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による米原発建設会社の買収で、WH経営者に不正が疑われる行為があったと発表した。損失処理を巡る圧力とみられ、内部告発で発覚した。14日予定していた2016年4~12月期連結決算の発表を1カ月延期する異例の事態に追い込まれた。内部管理体制の不備が改めて鮮明となり、経営再建へ暗雲が広がり始めた。
東芝は、内部告発に関して「WHの一部の経営者が、買収の会計処理を巡り社内で不適切なプレッシャーをかけていたことを懸念する指摘があった」と説明した。