【保存版】Mac好きなら絶対に抑えておくべき設定・アプリ・ショートカットキー130選
目次
MacユーザーによるMacユーザーのためのMacの紹介
「初めてMacを使うことになって右も左もわからない」
「Macをもっと使いこなしたい、活用したい」
「調べているけど色んなサイトがあってわからない、めんどくさい」
と、考えているそこのあなた!朗報です!
初期設定、おすすめアプリ、ショートカットキーからメンテナンス術、バッテリーを長持ちさせる方法まで1記事でぜーんぶ紹介しているのはこの記事だけですよ!
本記事では、実際にやってみてor使ってみてよかった設定やアプリ、ショートカットキー、メンテナンス術を「やさーしく」「丁寧に」「Mac初心者でもわかるように」解説していきます。
MacユーザーによるMacユーザーのための大大大ボリュームなMac徹底解説です!
実は私もMacの知識0、経験0、Macなんて触ったことすらなかった初心者でした。しかし今ではもうMacを手放せないくらい活用しています。
既にMacをお使いの方も、自分がどれくらいMacの基礎を熟知しているかチェックしてみてくだいね。
[初期設定編] まずはここから始めよう
Macを使ったことがない方はもはや初期設定から困るのではないでしょうか。事実私も非常に困りました。
Macの設定はかなり自由度が高いので、自分好みの設定にすれば「神マシン」へと化けます。今まで使っていた方ももう一度基礎的なことから見直してみてください。
「まず設定どこからやればいいの?」
Macの設定は、左上にあるお馴染みのリンゴマークをクリック。そして「システム環境設定」から設定が可能です。クリックすると以下のような画面が表示されます。
バッテリーの寿命を長持ちさせるための設定や、仕事効率化のためにやっておきたい設定などの観点から、最低限これだけは設定しておきたい初期設定をピックアップして紹介します。
各項目からジャンプ出来るので、手っ取り早く自分が求めている設定だけ見たい!という方はそちらからどうぞ。
特に良かった設定5つ
- セキュリティーとプライバシー:パスワード、ファイヤウォールなどはこちら
- Dock:アプリのショートカットのようなものです
- 省エネルギー:%表示やスリープまでの時間はこちら
- トラックパッド:画面の切り替え、ズームやスクロール設定はこちら
- Misson Control:ウインドウの管理をしやすくなります
その他最低限しておきたい設定
- 一般:ブラウザやスクロールバーの表示設定
- デスクトップとスクリーンセーバー
- Spotlight:Mac内やWEB検索の設定
- 通知:大事な通知を見逃さないために
- ディスプレイ:明るさ調整などはこちら
- App Store:アプリダウンロードの設定はこちら
- 拡張機能:Finderや通知センターなどの連携機能設定はこちら
- ユーザとグループ:起動時に立ち上げるアプリや個人アイコンの設定はこちら
- 日付と時刻:時刻表示などの変更はこちら
- Time Machine:バックアップ設定はこちら
- アクセシビティ:その他設定はこちら
PCや個人情報を守るために「セキュリティーとプライバシー」
パソコンは個人情報の塊です。セキュリティがガバガバで個人情報を垂れ流していたら、仕事に支障が出てしまいます。顧客の情報が流出しても大惨事です!
ここではセキュリティに関する設定をすることが出来ます。何よりも先に、絶対に「セキュリティーとプライバシー」を設定しましょう。
『一般』
ログイン時や、重要な設定の変更時に要求されるパスワードを変更することが出来ます。
スリープ状態から復帰する際にパスワードを要求するかどうかも決められるので、他人に操作されないためにも設定しておくといいでしょう。
『File Vault』
File Vaultは、起動するDISKを暗号化して情報を守り、不正アクセスを阻止します。「切」になっている場合は左下の鍵マークをクリックしてパスワードを入力し、「入」にしておきましょう。
『ファイアウォール』
これと同じようにファイアウォールの設定も「入」にしておきましょう。ファイアウォールがないと、ノーガードで一方的に殴られているのと同じ状態なので非常に危険です。
『位置情報』
位置情報は、必要なければ切っておくことをおすすめします。こちらも個人情報ダダ漏れになってしまう可能性大。
☆バッテリー節約ポイント!
位置情報をオンにしたままだとバッテリーを消費してしまうので要注意!
使いこなせば超便利「Dock」の設定!
Dockは、Mac以外のパソコンを利用していると馴染みがないため、最初は戸惑うかもしれません。しかしこのDockはとても便利なんです。
何がどう便利なのかというと、Dockはこのように自分がよく使うアプリケーションをまとめて置いておくことができるという点です。それだけ?と思うかもしれませんが、場所が左右か下に表示するか選べたり、自動で隠したり、追加や削除が容易なのでカスタマイズもめちゃくちゃ簡単です。
デスクトップにショートカットを置く必要もないので、パソコンの素早い起動にも繋がりますし、ウインドウを立ち上げても、設定した箇所にマウスを近づければ出現するので、わざわざデスクトップに戻る必要もなくなります。
アイコンのサイズを選べたり、他のアプリケーションを表示している時に非表示になってくれたりと、邪魔にならないのがありがたいです。
そしてアイコンの下の小さな黒い丸はアプリケーションが起動している場合に付くので、何が起動しているのか一目でわかります。逆に使っていないアプリケーションを終了させる目安にもなりますね。
この黒丸を表示するには「起動済みのアプリケーションにインジケータを表示」にチェックを入れればOKです。
追加するには『Launchpad』か、『Finder』を開いて「アプリケーション」からアイコンをドラック&ドロップするだけです。削除するのはDockの外にドラック&ドロップするだけで可能です。
☆バッテリー節約ポイント!
ウインドウをしまうときのエフェクトは「スケールエフェクト」にする。(個人的にはジニーエフェクトが好きです。)
「インジケータを表示」以外のチェックは外しておくのがベスト。
バッテリーを長持ちさせるための必須設定!「省エネルギー」を見直そう
文字通りこの省エネルギーは、Mac使用時のバッテリー消費を抑えるための重要な設定です。ここではバッテリー残量が表示され、電源接続時には充電完了までの時間も表示してくれるので大変便利です。
『バッテリー』
バッテリーの設定において、もし離席率が高いのであれば、「ディスプレイをオフにするまでの時間」を短くしておくといいでしょう。
☆バッテリー節約ポイント!
「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」、「バッテリー電源使用時はディスプレイを少し暗くする」の2つにチェックを入れると省エネに繋がります。
『電源アダプタ』・『スケジュール』
「メニューバーにバッテリーの状況を表示」にチェックを入れると、右上にバッテリー残量がパーセンテージ(%)表示されるので一目でわかるようになります。
また、スケジュールでは毎日決めた時間に起動やスリープ解除、再起動、システム終了等をする設定にすることが可能です。
☆バッテリー節約ポイント!
「可能な限りハードディスクをスリープさせる」の項目にチェックを入れておけば省エネに繋がります。
「トラックパッド」を設定しないと9割損をしている…?
「トラックパッド」を設定すると快適すぎて1日中いじっていられると言われているほどです。普段Mac以外のPCを使っている人からしたら異次元の動きをすることが可能です。
『ポイントとクリック』
副ボタンのクリック
一般的には右クリックと呼ばれているものの設定が可能です。マウスを操作するのに慣れている方はチェックボックスを入れ、「右下隅をクリック」の設定にしておくとマウスと同じような操作性で使えるため快適です。
タップでクリック
こちらは一般的に左クリックと呼ばれているものです。これもチェックを入れておきましょう!トラックパッドのどこでも一本指でのタップで反応するため、わざわざ指を左下などに動かさなくてもいいので作業効率化が図れます。
軌跡の速さ
トラックパッド上で指を動かしたら、カーソル(矢印)がどれだけ動くかどうかの設定が変更できます。「速い」にすればするほどカーソルが動く範囲とスピードが広くなります。
私はこの設定が遅いになっているノートパソコンがとても苦手で、マウス操作しか受け付けない!と感じていたのですが、この設定を変えたら操作性が飛躍的にアップしました。ほとんどマウスと変わらない操作性で使えるので「速い」にするのがおすすめ
『スクロールとズーム』
スクロールの方向
後ほど解説しますが、「3本指でスワイプしてアプリケーションを切り替える」などの動作を行う際の指を動かす方向を変えることができます。こちらは個人のお好みで設定してみてください。
拡大/縮小
その名の通り画面を拡大/縮小して表示する際の指の動かし方の設定です。ピンチインやピンチアウトと呼ばれるものですね。iPhoneなどのスマートフォンでもよく使うので、慣れている方はこの設定にチェックを入れておくと楽かもしれません。
『その他のジェスチャ』
その他と言っていますが、もしかしたらこれが一番大事かもしれません。
ページ間をスワイプ
主に上下にスクロールする際に、何本の指を使うかの設定をすることができます。個人的なおすすめは「2本指で左右にスクロール」です。これにはちゃんとした理由があるので次の項目で説明したいと思います。
フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ
「フルスクリーンにしたアプリケーション」、「Dashboard」、「デスクトップ」などの切り替えを行う指の本数を設定可能です。
3本指か4本指でスワイプする設定しか選べません…。しかしながら4本指で横にスワイプするのって少し面倒ですよね。よってここでは「3本指で左右にスワイプ」の設定をおすすめします。
そして、先ほどのページ間をスワイプの設定を2本指にしておけば、3本指でスワイプにすることによって慣れないうちの誤作動や混乱を防ぐことができます。この3本指スワイプでのアプリケーションの切り替えはとても重宝しています。
通知センター
iPhoneを使っている人にはお馴染みだと思いますが、Macでも使用することができます。こちらも後で説明しますが、通知センターをカスタマイズすることによって自分に必要な情報を効率的に得ることができます。
Mission Control
こちらも大変便利なMission Control。Macを初めて使う方は初めて聞くと思いますが、この機能も実は非常に便利です。こちらも詳しくは後ほど説明しますが、簡単に言うと、iPhoneでホームボタンのダブルクリックすると開いているアプリケーションが一覧で見て、管理できるといったようなことが可能です。
Launchpad
インストールしてあるアプリケーションの一覧を表示することができます。こちらも詳しくは後ほど説明しますが、ここからアプリケーションを起動することができるので、きちんと整理しておけばDockにないアプリケーションが必要になった場合でも一瞬で起動することができます。
「Mission Control」とは?設定するだけで効率UP!
Macを使ったことがない方は「Mission Controlって何?」となると思います。実はこのMission Controlは、作業効率化に一役買うんです。
先ほど述べたトラックパッドの設定では、3本指または4本指で上にスワイプで表示することができると述べましたが、具体的には何ができるのかを説明していきます。
まずは3本指(または4本指)で上にスワイプします。
そうすると上部に『Dashboard』、『デスクトップ』、『フルスクリーンで利用しているアプリケーション』が表示されると思います。
カーソルを合わせるとこのようになります。
『Dashboard』
時計や電卓・連絡先など自分が欲しい機能を組み合わせて利用することができます。もちろん追加機能もダウンロードすることができるので、自分がよく使うツールだけを集めたり、株価などの情報を見たり、映画や音楽・ゲームなどの息抜きに使ったりと、可能性は無限大です。
『デスクトップ』
デスクトップでMission Controlを使用すると、フルスクリーンにしていないアプリケーションがズレて一覧で見ることができます。重なって見にくくなってしまっているファイルなどを見る際にとても役に立ちます。
『フルスクリーンで利用しているアプリケーション』
フルスクリーンで利用しているアプリケーションが一覧で表示されます。こちらはマウスでドラックアンドドロップして移動させることができるため、3本指での横スワイプと組み合わせてどのアプリを行き来するのか、よく使うアプリケーションの整理に使えます。
フルスクリーンを終了したり、クリックで移動して、他のウインドウと被せると2画面で操作することができます。右側の「+」をクリックするとデスクトップを複製することが出来るので、合わせて使うと仕事をしやすくなります。
「一般」
ここでは主にスクロールバーやデフォルトのブラウザを選択することができます。
Windowsのパソコンを使っていた人はスクロールバーを常に表示させておくと使いやすいかもしれません。
デフォルトで使うブラウザではSafariでも良いですが、GoogleChromeの拡張機能はかなり充実しているので、仕事効率化を図るにはもってこいです!
GoogleChromeのおすすめ拡張機能については以下の記事も参照してみてください。
個性を出すために!「デスクトップとスクリーンセーバー」の設定
名前の通りデスクトップの背景とスクリーンセーバーを設定できます。
会社のパソコンではあまりデスクトップの背景写真を変更することはないかもしれませんが、個人のパソコンでは趣味を全開にしてみたり、おしゃれな雰囲気を演出してみたりすることができますよね。写真をフォルダからランダムで表示することも出来るので、変化を楽しみたい方はそちらの設定をおすすめします。
ほとんどの方はご存知だと思いますが、スクリーンセーバーは一定時間操作しない場合に起動します。自分でお好みの画像を設定したり、動くものもあるのでぜひ探してみたりしてください。
バッテリー消費を抑えるためにスリープ設定があるため、そちらをONにしている方はもしかしたら不要かもしれません。その場合はオフにしておくとバッテリー消費を少しですが抑えることができます。
自分でイラストを作成して背景やスクリーンセーバーにしてみたい!という方は以下の記事も参考に、誰でも簡単に使えるイラスト作成ツールを利用してみてください。
Mac内のファイルを検索するなら「Spotlight」
適度に整理整頓しておかないと「あのファイルどこいった?」なんて事態に陥ります。ファイルの検索や添付作業1つとっても、時間をかけてしまっては非常に勿体ないです。
こんな時には「Spotlight」検索が強い味方になってくれます。こちらもiPhoneユーザーは知っている機能かもしれません。
設定すればショートカットキーで呼び出すこともできるので、Mac内のファイルやフォルダ、さらにはWeb検索結果なども一瞬で検索して引っ張り出すことができます。またどこを検索するかも細かく決めることができるので、仕事用に特化させるのもいいかもしれません。
アプリケーションとの連携で大事な「通知」
Gmailなどのメールアプリや、Slackなどの社内SNSでは、通知を設定していないと重要な連絡を見逃してしまうかもしれません。
必要な通知をオンにするだけでなく、必要ない通知をオフにしておくことで重要な通知を見逃さないうえに、バッテリーの消費を抑えることも出来ます。
- ロック画面への通知表示
- 通知センターへ表示
- アプリケーションアイコンにバッジを表示
- 通知音を鳴らす
などの設定が可能です。
忘れてはいけない通知は、通知センターへ表示にしておくと、先ほど「トラックパッド」で説明した右端を左に2本指でスワイプして引っ張り出せるのですぐ確認が出来ます。
通知音を鳴らさない設定にしておくとバッテリー消費を抑えることが出来るので検討してみてください。
「ディスプレイ」
ここでは輝度の調整や解像度を変更することが出来ます。輝度の変更は太陽のようなマークが書いてある「F1」「F2」キーでも調整が可能です。
「App Store」でOSやアプリケーションを最新に
ここではOSやアプリケーションがアップデートされた場合に自動でダウンロードするかどうかが選択できます。
また、ダウンロードする際にパスワードを要求するかどうかも設定できるため、有料のアプリケーションをダウンロードする際にも安心です。
しかしながら、最新バージョンのOSは不具合等がある場合もあり、そのうえ自動でダウンロードする設定にしておくとバッテリーの減りが早くなってしまうので手動でのアップデートを個人的にはおすすめします。
アップデートがあるかどうかはこの画面やAppStoreのアプリケーションでも確認することができるのでそちらを確認してみてください。
「拡張機能」
この「拡張機能」の設定では、DropboxなどをFinderと連携させたり、EvernoteやOnenoteを共有メニューに追加するといった連携も可能です。
他にも通知センターの「今日」の場所に表示する情報をカスタマイズするのもこちらから可能ですし、写真などを編集する際に使うアプリケーションを選択することが出来ます。この写真編集アプリにはデフォルトではiPhoneでもおなじみの『マークアップ』が設定されています。
とっても便利なOnenoteの使い方などは以下の記事も参考にしてみてください。
「ユーザとグループ」
ここではログイン時の小さなアイコンの写真の設定や、パスワード、ログイン時のオプションを設定することが出来ます。
またログイン時に自動的に開くアプリケーションを選択することが出来るので、よく使うアプリケーションを下にある「+」をクリックして追加して、チェックボックスにチェックしておきましょう。
ここで起動するアプリケーションを多くしてしまうと、当然ながら起動に時間がかかってしまうようになるのでバランスを考えて設定してみてください。
「日付と時刻」
ここではメニューバーに日付や時刻を設定することが可能です。デジタルやアナログの選択、24時間表示などの詳細な設定が可能です。
1仕事あたりの作業時間を気にしながらやっている方は表示しておくことをおすすめします。時間管理が出来るサービスについてはこちらも参照してみてください。
大事なデータをバックアップする「Time Machine」
仕事に必要なデータが全て消えてしまったら…と考えるとゾッとしますよね。この「Time Machine」の設定では、バックアップを自動で作成する設定が可能です。
- 24時間の1時間ごと
- 過去1ヶ月の1日ごと
- 過去全ての月の1週間ごと
上記のバックアップが可能なので、もしもデータが消えてしまっても自分が望む場所のバックアップを復元することが出来ます。
「アクセシビティ」
この「アクセシビティ」では、キーボードのショートカットキーを使ってズーム機能を使う設定が出来たり、ディスプレイの視差効果を減らしたりすることも出来ます。
他にもコントラストの変更、Dockなどの背景などの透過度の変更、カーソルのサイズの変更、オーディオや音声入力などの操作に関する設定も可能です。
Dockの透過度を下げるのもバッテリー消費を抑えることに効果があります。
これで初期設定は完璧ですね!こちらで紹介していない設定もありますが、ここまで読んでちゃんと設定した人は、あとはお好みで設定してみてください。
しかし、Macを使う準備はこれだけではありません。まだこれだけじゃMacはただの文鎮です。
次のページでは、1万人に聞いたら10万人くらいは使っていそうな、絶対に入れておきたい実際に使ってみてよかった便利なアプリをあらゆる角度から紹介します。