【ニューデリー金子淳】アフガニスタン北部ジョズジャン州で8日、赤十字国際委員会(ICRC)の車が武装集団に襲撃され、スタッフ6人が死亡、2人が行方不明になった。犯行声明は出ていないが、ロイター通信は地元当局者の話として過激派組織「イスラム国」(IS)が関与した可能性があると報じた。
ICRCなどによると、襲撃されたスタッフは、現地で発生した雪崩の被災地へ支援物資を届けるところだったという。政府軍と戦闘を続ける旧支配勢力タリバンは関与を否定している。一方、首都カブールでは7日、最高裁判所の駐車場で市民ら約20人が死亡する自爆テロがあり、ISが犯行声明を出した。