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 女性はカトリックの聖職(司教、司祭、助祭)に就くことはできない。このローマ・カトリック教会の教えは、どうやら永遠に続きそうだ。11月1日、法王フランシスコはスウェーデンからローマに戻る機上で、女性聖職者の禁止を言明した。来年はキリスト教の宗教改革から500年。法王は、この歴史的な記念行事に向け、スウェーデン国教会(ルター派、プロテスタント)のトップ、アンティエ・ヤケレン大監督と共に礼拝に臨んだ。ヤケレンは女性の大監督である。

 カトリックが女性の聖職者の叙階(就任)を禁じていることについて、フランシスコ法王は以前、秘密事項であると語っていた。しかし、法王は女性でも助祭として叙階(就任)できるかどうかを検討する委員会を立ち上げた(今年8月に委員会メンバーを任命した)。その法王の意図を聞き出そうと、機上の会見で質問が出たのだった。

 スウェーデン人のジャーナリストが、女性のヤケレン大監督に触れてから問うた。向こう20~30年の間に女性の聖職者が誕生するとみていいでしょうか?

 同席した記者によると、法王は…

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