長田寿夫
2017年2月5日03時00分
心身に重い障害のある子どもたちが通う太田市立太田養護学校肢体部の保護者たちが、隣接する県立太田高等特別支援学校へ進学させてほしいと署名活動を進めている。「市外の学校だと送迎に長時間かかり、子どもの命を危険にさらす」と母親らは窮状を訴える。
太田養護学校は児童生徒数115人。知的障害だけの子どもは、隣の太田高等特別支援学校へ進めるが、重複障害のある肢体部の子は進学できない。
県教育委員会特別支援教育課によると、太田高等は車いすが通れるスロープやエレベーター、多目的トイレがあるが、バリアフリー化は一部だけで、受け入れには改修が必要だという。
県内で受け入れ可能な高等部は…
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