EU大統領 「米トランプ政権はEUを揺るがす外的脅威」
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EU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領は、アメリカのトランプ政権について、「EUを揺るがす外的な脅威だ」と指摘し、ヨーロッパがかつてない分断の危機にさらされているとして、近く行われる加盟27か国の首脳会議を前に各国の結束を呼びかけました。
EUのトゥスク大統領は、今月3日にイギリスを除く27の加盟国による首脳会議がマルタで開かれるのを前に31日、声明を発表しました。
この中でトゥスク大統領はトランプ政権について、中国やロシアそれにイスラム過激派による中東やアフリカでのテロなどとともに、「EUを揺るがす外的な脅威だ」と指摘しました。
そのうえで、「アメリカの変化が、EUを難しい状況にしている」と述べ、第2次世界大戦以降、ヨーロッパの結束や欧米の連帯を支持してきたアメリカの外交政策にトランプ政権が懐疑的な姿勢を見せていることに懸念を示しました。
さらに、トゥスク大統領は、「EUが崩壊しても加盟国の主権回復にはつながらず、アメリカやロシア、それに中国といった超大国への真の従属につながる」とも指摘し、統合を目指してきたヨーロッパの歴史の中で、かつてない分断の危機にさらされているとして、各国の結束を呼びかけました。
この中でトゥスク大統領はトランプ政権について、中国やロシアそれにイスラム過激派による中東やアフリカでのテロなどとともに、「EUを揺るがす外的な脅威だ」と指摘しました。
そのうえで、「アメリカの変化が、EUを難しい状況にしている」と述べ、第2次世界大戦以降、ヨーロッパの結束や欧米の連帯を支持してきたアメリカの外交政策にトランプ政権が懐疑的な姿勢を見せていることに懸念を示しました。
さらに、トゥスク大統領は、「EUが崩壊しても加盟国の主権回復にはつながらず、アメリカやロシア、それに中国といった超大国への真の従属につながる」とも指摘し、統合を目指してきたヨーロッパの歴史の中で、かつてない分断の危機にさらされているとして、各国の結束を呼びかけました。