週刊少年ジャンプ 42号 感想
花粉症が急激悪化。この時期の花粉症がここまでひどくなったことはなかったんですが……。
突然9月になって真夏の気候になったことと関係あるのかな。花粉が一気に飛散したか。
先週の反省も踏まえ、感想はごくごく簡便・簡潔に、をモットーでまいります。
サラブレッドと呼ばないで
一言で言えば、とても良いマンガ。表紙の「自然体」という言葉が、ぴったりとこのマンガを言い表わしてます。
なんというか、力の抜け方がいい。ストーリーにも絵にも力みがなくて、ギャグっぽいシーンからシリアスシーンへの展開なども心得ている。最後まで気持ちよく読めました。 メダルチョコとか、さりげない小ネタもいい。脇役に至るまで、キャラの立て方も非常にうまいと思います。
とにかく嫌味がないというのが、この作品の最大の美点。ただ、少年マンガ的には、それが弱点という言い方もできます。要するに、いい意味でのアクというか破格な部分がないということ。
確かに我の強いマンガばかり並ぶジャンプの中では、このマンガのすっきりしたうまさが埋没してしまう恐れもあります。ただ、俺が俺がと言うばかりが個性ではありません。こってり系フルコースの中にぽんと置かれた日本そばのように、逆の意味での希少性というか、このマンガならではのいい味を発揮していく可能性も大いにある(うまいたとえじゃなくてすみません)。
目次コメントで、原作の長谷川氏は「マイペースで頑張ります」と言っています。この作品の持ち味は、作者が一番よく分かっているということ。周囲の雑音に惑わされず、我が道を行ってほしいと思います。
ちなみにタイトル……やっぱり違和感がない訳ではないんですが、恐らくは「絶対柔道マンガとはわからないタイトル」を狙ったものなんでしょう。うーん、そのうち慣れるかな。
ワンピース
島の人々の怒りを買ったノーランドたちの行為は、島を救うためのものだった。それでも、言い訳をせずに島を去ろうとするノーランド。男だなあ。「提督は神や仏が嫌いな訳じゃないよ……ただいつでも一番大切なものを彼は知っている」――異論・反論は色々あるでしょうが、尾田先生がこの回想編で言いたかったことは、この言葉に凝縮されていると思います。むしろ、少年マンガという制約の多い枠の中で、ここまで中身の濃い作品をつくりあげ、しかもちゃんと熱い感動を与えてくれる尾田栄一郎という作家の力量に感服。
ボボボーボ・ボーボボ
なんか普通に熱いバトルマンガの展開。ギャグは抑え目。魚雷さん見送りの儀はなにげに受けましたが。
ちなみに、アニメのソフトンさんはピンクです。食卓への優しい配慮だそうです。ところで、テレビ朝日土曜夜7時半といえば……かつて、あの「スラムダンク」を放送してた時間帯ですか! テレ朝&東映&集英社さんはそれくらい本気で「ボーボボ」にかけてるということですか! (冗談はなく、けっこう期待しはじめてたりするんですけど)
武装錬金
鷲尾強し! 特攻に近い攻撃で斗貴子さんが負傷、離脱。手負いとなった鷲尾の本気にひとり立ち向かうカズキ!
まさに激闘。その中にも、カズキの槍(の布)が放つフラッシュに太陽光を見、その光に向かって走る斗貴子さんなど、なにげに名シーンが。しかし、本格的戦闘になってから、あちこちで辛い評価が目立つように思うのも確か。その理由をちょっと分析してみました。
1.これまでハイスピードだった展開が急にスローダウンして、間延びした印象を与える。
2.きれいに一枚の絵で見せる和月流のアクション描写が、ともすれば動きがないという印象を与える。
3.パピヨンのキャラクターやギャグっぽい会話のやりとりなどで「武装錬金」を楽しんでいた読者層の嗜好との乖離。
4.戦闘そのものが単調で、「るろ剣」ほどの面白さを感じない。
一言で言えば、鷲尾との戦闘が(恐らくは作者自身が最初に考えていたよりも)長期化してしまったため――そこには、そろそろ本格的な戦闘で山場をつくろう、という編集の以降もあるはずですが――それまでの約10話分のエピソードとのバランスが著しく狂ってしまったことが、読者の評価を辛いものにしている原因かと思います。
僕自身は、鷲尾とのバトルそれ自体は非常にレヴェルの高いものであると思います。ただ、カズキがいまだ戦闘に関しては半素人であることや、槍という武器の使い勝手の悪さを考えれば、現時点でのバトルが単調なものにならざるをえないのは明らか。
鷲尾戦がカズキの成長を示すために必要なものだったことはわかるのですが、もう少し軽く流して、パピヨンの行方を追うという本筋へ、早めに話をもっていったほうがよかったのではないか……。本格バトルは小中学生には受けがいいと思うし、一気に人気急降下なんてことはないと思いますけど。
それにしても、武装錬金化すると、セーラー服まで特殊装甲状態になるんでしょうか。あれだけ出血しても、裂け目一つできないなんて(いえ、別に変なこと期待したわけじゃなくて……ね)。
ぜんぜん簡潔になってないぞ。おい……いえ、ここからはほんとに。
戦国乱破伝サソリ
主人公の表情が生き生きとしてきた感じ。全体に好印象。
ただ、あの櫓をもっと話に生かすのかと思いましたが、最上階に誘い込み、そこから飛び降りるだけだったのは、なーんだ、というところ。
あんな高い櫓からだって、しっぽを使って飛び降りることができる!すごい!ということが言いたかったんでしょうね。しかし、さそり族は、存在自体が極秘のはず。斎藤家の家臣の前で堂々とさそりの武術を見せて、しかもあんな大騒ぎを起こしちゃ、このあと大変なことになると思うんですが……。
ナルト
上忍たちと四人衆の戦闘、そうとう壮絶なものだった模様。手負いとはいえ、シカマルたちにどうにかなる相手なんでしょうか。というかこういう場合、手負いのほうがより凶暴化してて怖そうだよ……。
アイシールド21
ムサシの正体は大工さんだった!ということでお祭りになってるような。
確かに、ここまでネタを引っ張り、キックのすごさまで見せ、名を名乗らせたからには、彼がムサシとまったく関係のない人間というのは、さすがに考えられないと思います。
しかし、やっぱり腑に落ちないというか、矛盾も。ここは、先週の「三宅の兄」説を改良?し、「ムサシは、この大工の武蔵さんの弟だった!」説を唱えたいと思います。ひねりすぎ? まあ、どっちにしろ、稲垣さんの仕掛けにまんまとはまってるわけですね、ぼくら。
ブリーチ
これから扉で、死神さんたちを紹介していくのでしょうか。本編は、チャドは強い!という話。チャドといえば……首都はンジャメナ。……すみません、こんなネタしか思いつきませんでした。カブキモノな京楽隊長、えらく強そうです。インテリ秘書さんぽい副隊長の伊勢さんとのコンビも絶妙なような。
テニスの王子様
覚醒モードは、大量の生命エネルギーを消耗するため、その後1年間の睡眠が必要であった……ということはありませんでしたが、夜中に起きたリョーマくん、試合中のことをほとんど憶えてないようです。ほんとに降霊状態だったんですね。それにしても、「まあいいか」で済まされてしまった赤也くんの立場は……。
それから「ジャッカル桑原」さんて、いったいどこの国の人ですか。あと、「プリッ」って、すねた女の子ですか。そっち系の受け狙いに走るのも、ほどほどにお願いします、許斐先生。
ごっちゃんです!!
掲載位置上昇! でも、サブイトルが「後が無い」っていうのは、不吉すぎです。まあ、確かにそういう内容なんですが……。
それにしても、試合のシーンの迫力、どうしちゃったの!?というくらいすごいんですけど。つの丸先生は、本気です!
HUNTER×HUNTER
自分で武器を選べない能力……「なぜそんな能力に……」というゴンたちのツッコミ、ごもっともです。
気狂いピエロ! ゴダール! ジャン・ポール・ベルモンド! いや、すみません。大好きな映画なもんで。
目次コメント………………冨樫先生が、カレー好きだということだけは良くわかりました。
シャーマンキング
……すいません。まだ話についてってません。
ブラックキャット
黒猫さん、シキさんに人生を説く。
Mr.FULLSWING
虎鉄さん、からだの鍛え方が根本的に間違ってます。それと、わざわざ地面をえぐる意味が良くわからんのですけど。勢いを半減させてるとしか……そういうこと、このマンガで言っちゃ駄目ですか?
それと、リアルなウ○コギャグは、やめれ。
いちご100%
うーむ、コメントのしようが……。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
プロゴルファー猿!……けっきょくやってることは自然破壊です。
神奈川磯南風天組
今週も引き続き、ちょっといい話。なんか、やけっぱちみたいに新キャラ出してますが(^^;;;
でも、新学期がはじまって学園編になってからのほうが、普通に読める話になってきてるのは確か。
ところで、ガリ勉っていうだけで、誰も声をもかけないんなんて、かなりひどいクラスではないですか。
遊戯王
うわあ、説明多い。まるでわかりません。
ピューと吹く!ジャガー
このネタで夢オチ……ある種すごい……のか? 目次コメントもお疲れのご様子ですが……。
番外
週刊ジャンプの公式サイト……POP WEB JUMP。いまだにトップページにキックスと川藤先生がいらっしゃるんですが。
川藤先生にいたっては、休載期間の頃から個別ページにリンクもなしの晒し状態になってるんですけど……。これがいわゆるジャンプ的仕打ちなんでしょうか?