カメラ進めず 福島第一原発2号機調査きょうは取りやめ
東京電力福島第一原子力発電所の事故で溶け落ちた核燃料の状態を調べるため、24日から始まった2号機の内部をカメラで確認する調査は、原子炉がある格納容器の内側まで進める予定だったカメラを配管の入り口付近で先に進めることができなくなり、東京電力は原因を調べるため、24日の作業を取りやめました。25日以降の作業は原因を調べたうえで、実施するかどうか検討するとしています。
今回の調査では26日にかけて遠隔操作のカメラで格納容器の内部を確認し、溶けた核燃料と内部の構造物が混じり合った燃料デブリと呼ばれる塊が事故後、初めて捉えられる可能性があるとして注目されています。