2017年1月22日17時23分
卓球の全日本選手権は22日、東京体育館で男女シングルスの決勝があり、女子は昨年準優勝で16歳の平野美宇(エリートアカデミー)が、4連覇を目指した石川佳純(全農)を4―2で破り、初優勝を決めた。高1での優勝は、男女通じて史上最年少。平野は「リオデジャネイロ五輪に出られなくてすごく悔しかったので、今回は絶対優勝したかった。今年優勝しないと最年少記録は抜けなかった。本当にうれしい。この1年で自分から攻める卓球を意識して練習してきた成果がでた。世界選手権(代表)に選んで頂けると思うので、中国勢を倒してメダルをとりたい」と話した。
男子シングルス決勝では、リオデジャネイロ五輪個人銅、団体銀の水谷隼(ビーコン・ラボ)が、初優勝を目指した吉村和弘(愛知工大)を4―1で破って4連覇を達成し、史上最多の9度目の全日本制覇を決めた。水谷は「初優勝した時からこの(最多)記録は狙っていたので、11年の長い道のりでしたが、うれしい。次は10回という節目のタイトルがほしい。若手のレベルは上がっているが、もっともっと強くなって、早く僕から優勝を奪い取ってほしい」と語った。
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。