カイロ=翁長忠雄
2017年1月6日09時23分
シリア北西部ラタキア県ジャブラの中心部で5日、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発するテロが起きた。現場は商店が立ち並ぶ表通りで、シリア国営通信は少なくとも11人が死亡し、35人が負傷したと伝えた。犯行声明は出ていない。ジャブラでは昨年5月にバスターミナルや病院で多数が死傷する連続爆破テロがあり、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。
ISやシリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)などの過激派組織は先月30日に発効したアサド政権と主要反体制派の停戦合意から除外されている。ラタキアはアサド大統領と同じイスラム教アラウィ派が多い地域で、ロシア軍の基地がある。(カイロ=翁長忠雄)
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朝日新聞国際報道部