ども、aileと申します!
今回はなかなか長いタイトルですが、中身はスッキリ+読みやすかったです。笑
映画化もされてるので、もしかしたら聞いたことあるかもしれません!
では、早速紹介していきましょう。
本の紹介
タイトル「ブラック企業に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 」
著者「黒井勇人」
2007年から掲示板にて書き込みを始め書籍化されました。
映画化もされ、2009年に公開。
あらすじ
最終学歴中卒、ニート歴10年。
彼に働くきっかけを与えたのは母の死だった。
友人に教えてもらいながらも何とかプログラマの資格をゲットし、IT企業に就職する。
期待を胸に入社したがそこに待ち受けていたのは________。
感想
今の日本にありふれている”ブラック企業”をテーマにした設定です。
まず思ったことは「こ、これがブラックか…」と一目見ただけでもわかるブラックさがなかなかです。
・残業代でない
・日をまたいで帰宅が週に何度か
・上司の理不尽さがモノをいう、などなど。
ここだけ見ると「はっ?こんなの今の会社で当たり前」
と思った方々、すみません!
まだ社会経験がないため、私からしたらこれもブラックのように見えます。
私の偏見なのですが“出来ないじゃない、やるんだよ。”が今の日本企業のイメージです。
会社の内部事情
リーダーの完全な独裁体制です。そして、リーダーと仲の良い井出さん。
主にこの二人が悪の根源といえるべき存在です。
この会社を支えている存在がワキガの上原さんと、神のような存在の藤田さん。
リーダーが上原さんに理難題を押し付けます。(主人公にも)
「おい、上原ぁぁぁぁ!!!」がリーダの口癖なほど…。
上原さん、極度のコミュ障なんですよ。だから、自分の意思を言えず全てYESで回答してしまう。
しかしながら、仕事はできるのでなんとかクリアしています。(精神的にはかなり来てますが…)
そしてなんといっても藤田さんが大黒柱ともいえる存在!
主人公の陰ながらの教育係として支えます。また、かなりの壮絶な過去を持っているとか…
ここが見どころ!
・主人公の強く生きていく姿
・周りとのコミュニケーションのやり取り
・勇気づけられる内容
主にこの3点です!
私はこれを読み終わったあと、「自分も頑張ろう」という気持ちになりました。
無理難題を押し付けられても、”逃げる”のではなく”挑戦”という前向きな気持ちで何事も考えているので凄い。
井出さんがクセになる性格です。笑
まとめ
労基法とか考えずに割り切って読むことをお勧めします!
「こういう会社もあるんだな」という気持ちで読むことで、より楽しめるかと。
それと、多分、結末で好き嫌いが分かれると思います。
個人的にはあの終わり方は結構好きで、これから主人公がどう変わってくかが楽しみと捉えました。
私はかなり勇気付けられたので、是非読んで見てください!
さて、今回はこの辺で。
ではでは!