築20年超の賃貸アパートのわが家で起こったトラブルと、それをふまえて今後の賃貸選びに生かしたいこと

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わたしは大学に入学してから約15年間、ずっと賃貸アパート暮らしをしています。

いまのアパートに引っ越すまではずっと築10年くらいの、割と築浅な物件に住んできましたが、いまのアパートはそれなりの築年数。住みはじめたときが築17年目で、住みはじめて丸4年たったので、築21年目になりました。

そんな築20年超のアパートで暮らしていると、大きいものから小さいものまで、色々なトラブルが発生します。いわゆる「経年劣化」というやつです。

今回は、築20年超のわが家で起きたトラブルと、それをふまえて今後の賃貸えらびに生かしたいことについて書きます。

築20年超のわが家で起きたトラブルと対処法

〈大トラブル〉トイレの水が流れない

いままでで一番大きなトラブルは、トイレの水が流れなくなったことです。

わが家は、大手ハウスメーカーが施工・管理しているアパートですので、すぐさま管理会社に連絡して、その日のうちに対応してもらいました。経年劣化が原因なので、修理費用は無料でした。

賃貸アパートのトイレの水が流れなくなった!対応方法・応急処置・修理にかかった日数と費用

2016.08.15

〈中トラブル〉エアコンのモーターから異音がする

ある暑い夏の日、備え付けのエアコンのモーターから「ゴーーー」というけたたましい音がしました。

見るからに古いエアコンなので、「モーターが故障したのでは?」と不安になり、管理会社に連絡したところ、すぐにエアコンメーカーの担当者が来てくれました。

結果、エアコンの仕様だとわかりました。「エアコンのスペックが高くないので、室温と設定温度との差が大きいと、モーターががんばりすぎて騒音レベルの音がする」と教えていただきました。

エアコン会社の方にはご足労おかけし申し訳ありませんでしたが、故障ではないとわかり安心しました。

〈小トラブル1〉巾木が取れた

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床と壁との継ぎ目にある巾木。これが取れてしまったんです。

最初は木用の粘着テープで応急処置していたのですが、取れている範囲が広がってしまい、中に打ち付けてあるクギまで出てくる始末。小さい子どもがさわると危ないので、困っていました。

トイレの修理を依頼したときに「ほかにお困りのことはありますか?」と聞いていただいたので、あわせて相談したところ、後日修理に来てくださいました。経年劣化が原因なので、修理費用は無料でした。

〈小トラブル2〉網戸の棒が取れた

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網戸の真ん中を支えている棒。これも取れてしまったんです。

なくてもそんなに困らないのですが、網戸自体の補強や網の補強のために必要なものだそうです。

巾木と同じくトイレの修理のときに相談したら、巾木とあわせて修理に来てくださいました。経年劣化が原因なので、修理費用は無料でした。

〈小トラブル3〉キッチンの引き出しが壊れた

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キッチンツールを収納するための引き出しが4段あるのですが、そのうちの1段が壊れました。奥の一辺が取れてしまって、収納してもモノが下に落ちてしまうんです。

最初はボンドでくっつけて、何とかなっていたのですが、2年くらいしたらまた取れました・・。

でも、こんなことで修理会社の方をお呼びするのは忍びないので、放置。「この段は使わない」ということで何とかなっています・・。

〈小トラブル4〉玄関のポストが閉まらなくなった

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玄関のポストは、郵便物を取り出して閉めると、金具がくいこんで閉まるタイプなのですが、くいこまなくなってしまい常に外れっぱなしに。

しかし、こんなことで修理会社の方をお呼びするのは忍びないので、ホームセンターで長さの合うチャイルドロックを買ってきて、自分たちで取り付けました。(写真の黒い部分がチャイルドロック)

キレイにはがせるタイプの商品なので、退去のときにも安心です。

「いつでも管理会社に言える」のは安心して暮らすために大きなポイント

賃貸物件というのは、利回り重視でつくりがもろいのでしょうか・・?わたしの実家はもうすぐ築30年になりますが、こんなにあちこち壊れたりしていません・・。

わが家は築20年でこれですから、この先住んでいくなかでまだまだトラブルに遭遇しそうです。

ただ正直、トラブルはあまり怖くありません。ハウスメーカー施工・管理のアパートなので、困ったらいつでも管理会社に連絡できるという心の支えがあるからです。

これがもし、大家さんと直接やりとりしなければいけない状況だったらどうでしょう?

わたしなら、気が重くて仕方ないです。

夫もわたしも、過度に気を使ってしまい、言いたいことを言えないタイプ。なので、大家さん相手なら、多少の不具合があったとしてもガマンして、本当に故障したときにしか連絡しないでしょう。

もし大家さんが相手なら、いままで起こったトラブルのなかなら、トイレの故障以外は言わなかったと思います。

わたしの義妹もわたしたちと同じく、気を使ってしまうタイプ。彼女はいま、大家さんが1階に住んでいる賃貸に住んでいるのですが、「備え付けのエアコンの調子が悪いんだけど、コンセントを抜き差しすれば使えるようになるから、だましだまし使ってるんだ」と言っていました。

「あーー、大家さんが相手ならわたしもそうなっちゃうな~」と思いました。

しかし、小さいトラブルでも積み重なれば、結構なストレスです。

網戸の棒も、巾木も、それ自体では大したことないトラブルですが、毎日毎日「あー壊れてるなー」と目にするのは結構ストレスになります。

それをふまえると、「管理会社にいつでも連絡できる」という安心感はわが家にとっては重要ポイントです。

トラブルをふまえて、次回の賃貸選びに生かしたいこと

築20年超のわが家で起こったトラブルをふまえて、次回の賃貸選びに生かしたいのは、築年数の深い物件に住むときは、できるだけ大家さんと直接やりとりしなくてもいいアパートをえらぶことです。

わが家は転勤族なので、まだまだ賃貸生活は続きそう。

正直にいうと、わたしは持ち家派なので、賃貸暮らしは若干ストレスです。でも、だからこそ、できるだけ快適に暮らすための方法を、これからも探していこうと思います。