どうも!今回はマネーネタ。
結婚式の見積もりを取ってきました。
結論から書くと…当初の見積もりから半額近くまで値切ることに成功しました。
それでも利益が出るんでしょうから、ブライダル業界というのは凄い世界です。
私がどれくらい値切ったのか。
また、そこに至るまでの流れを書いていきます。
目次
北海道の式は会費制
まず前提として、北海道の結婚式は本州と違い会費制となっています。
※私は札幌市に住んでいます。
そのため、招待する人数に応じて、かかる費用なんかもあらかじめ明確になるのです。
相場としては15,000~17,000円辺りが一般的。
そのため、式にかかる総額から会費分を差し引いた金額が両家の自己負担額となります。
ちなみに会費を高くして、料理の質を落とせば支払う負担は減りますので、黒字で式を挙げるということも出来なくはありません。
ですが、会費と同等額の値段のコース料理を提供するのが一般的です。
私たちはこの自己負担額を100万円以内に収めることを条件に考えていたのです。
1件目の見積もり
さて、第1回目の見積もりです。
今回はゼクシィネットでブライダルフェアを予約しました。
チャペルや披露宴会場などをチェック。
雰囲気などは申し分ありません。問題はお値段…
プランナーさんには『80人招待。自己負担金100万円以内でやってほしい。その範囲でどこまで出来るかで検討している。』と伝えました。
そうして出してきたのが以下の見積金額です。
左が割引なし。
自己負担100万円を20万近く超過しています。
というのも、案内状をディズニー仕様にしたり、式の終わりに流すエンドロールムービーなどのオプションを多めに見積もってもらったから。
プランナーさん曰く、最初は多めに計算しておいて、後から不要なものを削るほうが良いそうです。
これは確かにそう。
最初安くイメージしていて、結局追加して高くなるよりも、心理的に楽です。
で、右の95万円の見積もりですが、100万円以内という要望にお応えして頑張ってみました!!と出してくれたもの。
プロジェクター使用料 48,600円
案内状(ディズニー仕様)38,800円
メニュー表(ディズニー仕様) 34,560円
席札(ディズニー仕様)17,280円
プロフィール付きのしおり(ディズニー仕様)86,400円
これらを全部タダにしてくれるというのです。
※うちの奥さんはディズニー大好きなので高ポイント。
で、とりあえずはこの見積もりを持ち帰ることに。
実はもう1件気になっている式場があったので、そちらも見積もりを取りたかったんですね。
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2件目で大事件発生!!
さて、数日後。
1件目の見積もりを元に、2件目へ。
雰囲気や立地などは甲乙つけ難い…
ただ若干、1件目が好みではある状態でした。
あとは見積もり金額です。それ次第では逆転も在り得るレベルです。
簡単に式場見学をしたあと、見積もりを取ってもらうことに。
もちろん、1件目で貰った見積り書をプランナーさんに渡します。
その際、「同内容のオプションを付けて、どれくらいになりますか?」と、競らせる気満々の質問もしています。
さらにさらに、「今日このあと、1件目の式場にもう1度話を聞きにいく予定なんです。」と挑発的な言葉も投げてみました。
そうしてプランナーさんが出してきたのは、90万円という1件目よりも5万円ほど安い見積もり額でした。
しかし、ここまでは想定内。
私の予定としては、この5万円安い見積もりをもう一度1件目に持って行き、さらに値下げするつもりだったのです。
が・・・・駄目っ・・・・・!
なんと、プランナーが
『1件目の式場に行くのを辞めて、今ここで申し込みしてくれたら、さらに20万円割引させていただきます。』
と衝撃的な発言。
20万円!?!?
そんなに割引できるものかと流石に驚きました。
さらにプランナーさんは畳みかけます。
「もし持ち帰って検討されるのであれば、5万円の割引のみとさせていただきます。」
うーん、これは参った。
同じ値段だったら1件目にしたかったのに、ここまで下げてくるのなら…
正直心がかなり揺れました。
その時、電流が走る…!!
その時、私の脳みそに電流が走りました…!!
トイレに行くと席を立った私は、そのまま1件目の式場に電話をしたのです。
「今、〇〇さんで見積もり中なんですけど、トイレと言って抜け出して来ました。
即決してくれたら70万円・同内容で出来ると言われてます。
私としては、そちらで考えていたので、70万円で何とかなりませんか?」
そして、1件目の式場の回答は
「何とかします!!」
よし!!
席に戻った私は、持ち帰って検討させてくださいと伝えました。
するとプランナーさんは
「何となくそんな気がしていました。正直に言うと、1件目さんに傾いてますよね?どこが決め手でしたか?」
と質問してきました。
やっぱりプロには伝わっているものなんだなぁ。
私は、同じ値段なら1件目。
僅差ではあるが、式場の雰囲気などがやはり好み。
大幅に金額に差が出るのであれば、検討の余地はあるが、即決までは…
と答えました。
その言葉を前にプランナーさんは
「では逆に、どれくらいまで下がれば2件目で決めてもらえますか?」
と質問してきます。
そこで私は言うだけタダと「もし50万円なら考えますねー」と言ってみたのですが…
「なんとかします!!」
と、さらに衝撃的な発言。
もう、どこまで下げられるんだよ…逆に怖くなってきました。
でも、そう考えると本命の1件目も70万円より下がるんじゃないか…??
私は断腸の思いで、2件目の式場を後にしました。
本命の1件目で決着…結果は?
さて、本命の1件目の式場に戻ってきました。
事前に70万円という話は通していたのですが、伝達の不手際なのか、出てきた見積り金額がこちらです。
74万円。
まあ、ここからさらに値切るのが目的ですから良しとしましょう。
そして1件目のプランナーさんに事情を説明。
70万円を提示された経緯だったり、同じ値段ならこっちでやりたい意思を伝えました。
そのうえで、最後に50万円でも何とかすると言われたことを伝えたのです。
これには、プランナーさんもさすがに面食らってましたね。
そこまで下げてきたんですか!?と驚いてました。
感触としては50万円までは厳しそう…
しかし、可能な限り値下げを要求しなくては…
そこで私は、プランナーさんに精いっぱいの思いをぶつけました。
50万円という提案にかなり心が揺れたが、今まで頑張ってくれていた〇〇さんと一緒に式を挙げたいという気持ちがある。
やはり式場の雰囲気がとても良い。値段さえ折り合えばここで挙げたい。
それでも厳しそう…
そこで「もし60万円でイケるなら、今日ここで申し込みます!!」
と、こちらも畳みかけます!!
プランナーさんはその言葉を待っていたのか
「ラインを提示していただければ、上司に交渉しやすくなります!」
と、言っていました。
そういうものなんですねー。
そして、最終的に提示された見積もり金額は自己負担58万円でした。
当初見積もりが95万円でしたから、半額近くまで値下げしてもらいましたよ!!
20万円近くするエンドロールムービーや、15万円のスナップアルバムも無料にしてもらいました。
正直言って、ここまで下がるとは想定外でしたね。
きっと、それでも式場としては利益が出るんでしょう。
やはり大事なのは相見積もりです。
引っ越しと結婚式は値下げ交渉が可能なイベントです。
式場のプランナーは即決を上手に引き出そうとしますが、その言葉に惑わされずに、値切り・値下げ交渉をしてみましょう。
式場の言い値で契約すると、ぼったくりに近い値段で契約させられてしまいますよ!
おわり!
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