”10人の小さな開発チームから、AbemaTVは始まった” − 「AbemaTV」アプリ開発の裏側についてお話させて頂きました #メディア掲載 #iOS #Android
技術広報担当の植木です。先週SELECKにて、「AbemaTV」iOSエンジニアである伊藤とAndroidエンジニアの降矢のインタビュ...
植木 治美
株式会社AbemaTV / コーポレート・スタッフ
2016年4月の本開局以来、インターネットテレビ局「AbemaTV」で放送した累計番組数は10万を超え(2016年11月時点)、オリジナルの生放送コンテンツや、ニュース、音楽、スポーツ、ドラマなど多彩な番組を提供しています。
ユーザーのみなさんに生放送番組を届ける上で欠かせないのが、AbemaTVの配信技術を管理するテクニカルマネージャーたち。
普段どういった業務を担当しているのか、2016年7月にAbemaTVに入社した本山に話を聞きました。
本山靖子
2016年7月サイバーエージェント中途入社。大学卒業後、テレビ局系列の技術会社に新卒入社。7年間で数々の情報番組やドラマ、CM、ドキュメンタリー、音楽ライブなどの音声を担当した。
――入社のきっかけを教えてください
前職の技術会社で働いていた際、以前サイバーエージェントのグループ会社が運営していた、ライブ配信サービス「アメスタ」(現「アメステージ」)内の番組制作に携わっていたんです。
その時に、サイバーエージェントのメンバーと仕事をしていて感じたのは、サイバーエージェントでは自分が担当している仕事に責任感を持って日々取り組んで、周囲の信頼を積み重ねていけば、自分が希望するミッションに挑戦しやすい風土があるんだということ。
また、日々自分自身が成長して、積極的に新たな分野に挑戦することが評価される会社なんだ、とも感じました。
そういった中で、「AbemaTV」というまったく新しいサービスがリリースされる、という話を聞いたんですね。24時間テレビのように編成された数十チャンネルを無料で提供する “インターネットテレビ局” というコンセプトだということで、これまでの動画配信サービスとは一線を画すものになるのではという大きな期待がありました。
また目新しいサービスには、それと付随してこれまで経験したことのない新たな配信技術に関する取り組みも多くあるのではと思い、このタイミングでぜひ立ち上げメンバーとして参画したいと入社を決意しました。
入社前に私の地元熊本県で大きな地震が起こったんですが、地震の影響で地上波のテレビが見れない状況にもなった際、「AbemaTV」では24時間ニュースを配信していたので、すぐに地元の家族・友人に教えたんです。こういった災害の際にも「AbemaTV」は人々のライフラインになりうるんだ、と感じました。
――入社を決意した際、何か不安はありましたか?
7年間ずっとテレビ業界にいたので、インターネットテレビ局である「AbemaTV」にテレビとは異なるインターネットサービスならではの難しさがあるんじゃないか、という点は少し不安でした。でも、貪欲に吸収していけばすぐに追いつけるだろうと考えていましたし、今でも日々勉強中です。
入社後驚いたのは、日々の仕事を通してのインプットが多いところ。何か課題にぶつかったときに、チームで課題を共有し議論しながら新しいシステムを検証してみる、という機会が豊富です。メンバーと議論をすることで得られる新たな知見が多く、ありがたいですね。
――現在のAbemaTVでの担当を教えてください
現在、AbemaTVの配信技術チームは私を含め7名いて、全員がテクニカルマネージャーとしてそれぞれの番組や音楽ライブ配信の配信技術を包括的に管理しています。
メンバーのほとんどが、前職で技術会社や制作会社に勤めていたりと配信技術に関する知識を持っていますが、番組制作や配信の技術責任者としてのミッションを全うできるよう、具体的なオペレーションが自分たちでできる範囲のものだったとしても、パートナー会社の方々に委託をするようにしています。
私たちテクニカルマネージャーの主な業務としては、番組プロデューサーから企画趣旨を聞いた上で、
・カメラや音声、配信業務を担当して頂く技術会社の検討、アサイン
・企画趣旨に合わせた撮影場所の検討、ロケハン
・会場での回線設計、手配(AbemaTV用の回線を設計する必要があるため)
・音楽ライブの場合は、レーベルやイベント運営責任者、舞台監督との配信時間や当日の設備、環境などの打ち合わせ
といったものです。またこれらに加えて、スタジオに設置する新たな機材やシステムの導入を検討したり、開発チームのエンジニアたちと映像配信について技術的に改善できる部分はないか、日々連携して進めています。
――配信技術に関わる領域は、かなり幅広いんですね
システム構成も含めた配信まわりのことは全て考えていますね。
以前は、テクニカルマネージャーのもと私は一音声としてジョインしていたので、もちろんその時もやりがいを感じていましたが、今の立場だとより深く番組に携われる分、担当番組への思い入れは非常に強いです。
また現在AbemaTVでは多くのオリジナル番組を放送していますが、それと同時に番組の企画段階から社内外多くの方々と関わることができているので、その点も刺激になっています。
テクニカルマネージャーは、常に番組の全体像を意識して一つ一つの業務に携わらなければいけない大きな責任が伴うポジションではありますが、その分感じられるやりがいは計り知れません。
――元々は音声スタッフをされていたわけですが、どうして音声に興味を持ったのでしょうか?
テレビの制作現場で音声を担当したい、というのは小学生のときからの夢でした。昔から、人の感情に大きく働きかけられて共感を得られるテレビドラマが好きだったこともありますが、小学校の社会科の授業でラジオ番組を制作する機会があり、その際に音に関わる役割を任されて楽しかったことが1番のきっかけだったのかもしれません。
また自分の仕事内容を地元の両親にも届けられるようなものづくりに携わりたいと、いう強い気持ちもありました。
近年若い世代のテレビ離れが叫ばれていますが、AbemaTVにジョインしてからは新しい種類の番組を新しい形で届けることで若い世代にテレビっておもしろい、と改めて思ってもらいたいという気持ちも強くなりましたね。
――まさに子供のころからの夢を叶えられた本山さんですが、最後に今後の展望を教えてください
私自身様々な配信現場を経験することで、より全般的な技術知識を身に付けていき、テクニカルマネージャーとして一層成長していきたいと思っています。
配信技術チームとしては、 “インターネット発のマスメディア” としての地位を「AbemaTV」が確立すべく、新たな技術やシステムに果敢にチャレンジして、他の動画配信サービスの番組クオリティを大きく上回る進化を推し進めていきたいです。
将来的には “インターネットテレビ局” として唯一無二の価値を世の中の方々に提供することができればと思っています。
――ありがとうございました!
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