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東洋ゴム工業/タイヤ工場での使用熱エネルギー源を天然ガスに転換

~事業活動における環境負荷低減への取り組み~タイヤ工場での使用熱エネルギー源を天然ガスに転換

東洋ゴム工業株式会社(社長:清水隆史)は、このたび、自動車用タイヤの製造拠点である仙台工場(宮城県岩沼市)において、使用する熱エネルギー源を今後、石炭・重油から天然ガスに転換する設備の導入を進めてまいりますのでお知らせします。

img01_1216(当社仙台工場:宮城県岩沼市と生産設備)

 当社仙台工場は、1962年から自動車用タイヤの製造拠点として、半世紀以上にわたり事業活動を続けています。これまで同工場では、タイヤ生産で使用する熱エネルギー燃料として石炭と使用済みタイヤの混合燃焼および、重油燃焼により工場で使用する蒸気と電気をまかなうコージェネレ-ションボイラー設備を活用してまいりました。

このたび、石油資源開発株式会社(代表取締役社長:岡田秀一)による、相馬LNG1基地(福島県新地町)から宮城県岩沼市へのガスパイプライン敷設計画2が具体化し、同工場の所在するエリアも含め、天然ガスインフラが整備されることになりました。当社はこれを機に、工場の各設備に供給する熱エネルギー設備として、天然ガスを利用した高い効率の熱利用が可能なガスタービンの導入を決定しました。(※1  液化天然ガス、※2  2017年末完成2018年操業開始予定) 

天然ガスは、燃焼時に大気汚染や酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)が全く排出されないほか、光化学スモッグなどの原因となるNOx(窒素酸化物)や温室効果ガスであるCO2の排出量も少なく、石膏汚泥、フライアッシュなどの各種廃棄物発生の抑制も実現できます。

 地球環境保護の観点から、温室効果ガスを自然界で吸収できる範囲内にとどめる低炭素社会の実現に向けて企業は一層の努力が求められています。当社は、国内生産拠点における二酸化炭素(CO2)排出量を「2020年度末までに15%削減(2005年度比)3」を目標に掲げ、各生産拠点でさまざまな取り組みを進めています。(※3 直接排出の二酸化炭素(CO2)排出量原単位)

  

(ご参考)
【天然ガスタービン 新コージェネレーションシステムの概要】
当社が導入する天然ガスを用いたガスタービンコージェネレーションシステムは、
・天然ガスを圧縮空気と連続燃焼させることで発生する高温・高圧の排ガスがタービン(円板に
多数の翼を付けた翼車)を回転させます。

・このタービンの回転力で発電し工場内で必要な電力を供給します。
・タービンを廻してなお高い熱を持つ排ガスは、排熱ボイラーに送りこまれ蒸気を発生させます。
・この蒸気が工場内配管を経由しタイヤ生産設備(加硫機)などで利用されます。

・さらに蒸気を発生させたあと余熱となった排ガスは、エコノマイザ-とよばれる余熱回収装置によって排熱ボイラーに給水される水を加熱します。
・この加熱によって給水温度をボイラーに送り込む前にあらかじめ161℃に上昇させることでボイラーの熱効率を高め、これまでより高い効率の熱利用を目指しています。

 

天然ガス コージェネレーションシステム(イメージ)
img02__1216

OLYMPUS DIGITAL CAMERA実際の設置例:三井造船株式会社様ご提供

以 上

 


2016年12月16日

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